教員の教育・研究活動報告
役職/職名 | 准教授 | 所属 | 外国語学部 英米語学科 |
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ふりがな | にい あきこ | 生年 | |
学歴 | 北海道大学文学部文学科(英文学専攻) 卒業 同志社大学文学研究科博士前期課程(英文学専攻)修了 Bangor University MA 修了 Arizona State University MTESL 修了 同志社大学文学研究科博士後期課程(英文学専攻)単位取得退学 |
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学位 | 学士(文学)[1994年 北海道大学] 修士(英文学)[1997年 同志社大学] Master of Arts in Arthurian Literature[2002年 Bangor University, UK] Master of Teaching English as a Second Language[2003年 Arizona State University, USA] |
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研究分野 | アーサー王文学、英語教育、英語圏児童文学 | ||
研究テーマ |
児童文学作品におけるアーサー王伝説 語学教育における英語絵本の活用 |
著書
題名 | 単・共 | 発行日 | 発行所名 | 備考 |
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協同学習で物語を読む:リテラチャー・サークルとサイレント・ディスカッションを活用したリーディング授業 | 単 | 2016.7 | 名古屋外国語大学出版会 | |
先生が薦める英語学習のための特選映画100選: 「社会人編」 | 共 | 2017.3 | スクリーンプレイ |
学術論文
題名 | 単・共 | 発行・発表日 | 発行雑誌又は発行学会等の名称 | 備考 |
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英雄の帰還:Sir Gawain and the Green KnightにおけるReturn- Motif | 単 | 1998.3 | 同志社大学英文学会 『主流』 第59号 | |
Typification and Idealization: The Divided Hero in The Wedding of Sir Gawain and Dame Ragnell | 単 | 1999.3 | 同志社大学英文学会『Doshisha Literature』 第42号 | |
類話からの脱却:The Wedding of Sir Gawain and Dame Ragnellにおける内的葛藤 | 単 | 2000.3 | 同志社大学英文学会 『主流』 第61号 | |
“The Gude Man of Armes” :Gawain in the Alliterative Morte Arthure | 単 | 2001.3 | 同志社大学英文学会『Doshisha Literature』 第44号 | |
Romance Tradition and Unjust Lordship: Gawain in The Awntyrs off Arthure at the Terne Wathelyn | 単 | 2002. 3 | 同志社大学英文学会 『Doshisha Literature』 第45号 | |
Gawainの “Family Loyalty”: Le Morte Darthurにおける血縁の絆と復讐の構図 | 単 | 2003.3 | 同志社大学英文学会『主流』64号 | |
二人称単数代名詞T-Form / V-Form:The Awyntys off Arthurに関するAuthorship論争についての一考察 | 単 | 2005. 3 | 同志社大学英文学会 『主流』 第66号 | |
From Writing to Speaking: On Japanese ESL Learner’s Ability in Producing English Tag Questions | 単 | 2005. 3 | 慶應義塾外国語教育センター 『慶應義塾外国語教育研究』 創刊号 | |
Louis SacharのHolesにおける主人公Stanleyの成長と「自己肯定感」 | 単 | 2012. 3 | 日本イギリス児童文学会 『英語圏児童文学研究:TINKER BELL』 第57号 | |
Silent Discussion を用いたポスト・リーディング活動 | 単 | 2013. 3 | 関東甲信越英語教育学会 『KATE Journal』 第27号 | |
Literature Circlesを活用したリーディング授業:学習者主体のグループワーク活動 | 単 | 2014.3 | 関東甲信越英語教育学会 『KATE Journal』 第28号 | |
父と子の葛藤:Stuck in Neutralにおける父親像とその役割 | 単 | 2015.3 | 日本イギリス児童文学会『英語圏児童文学研究:TINKER BELL』 第60号 | |
『ONE PIECE』と『宝島』 | 単 | 2016.2 | 『名古屋外国語大学外国語学部 紀要』 第50号 | |
A Comparative Textual Analysis of Abridged Jane Eyre: From the Viewpoint of Plot Development and Character Description | 単 | 2016.3 | 日本多読学会 『JERA Bulletin』 第9号 | |
物語の力:『アーサー王ここに眠る』における「虚構」と「真実」 | 単 | 2017.7 | 『名古屋外国語大学論集』第1号 | |
「アクティブ・ラーニングと外国語教育」研究会報告 | 共 | 2018.2 | 『名古屋外国語大学論集』第2号 | |
「国語教育と国民の知識基盤の形成:中国、英国、米国、フランス、ベトナムの事例」 | 共 | 2018.7 | 『名古屋外国語大学論集』第3号 |
学会発表等
題名 | 単・共 | 発行・発表日 | 発行学会等の名称 | 備考 |
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葛藤する主人公たち:The Wedding of Sir Gawain and Dame RagnellにおけるArthur, Gawain, Ragnellを中心に | 単 | 1999. 6 | 日本中世英語英文学会第15回西支部例会 | |
MaloryにおけるGawainのFamily Loyalty | 単 | 2001. 12 | 国際アーサー王学会日本支部2001年度総会 | |
The Awntyrs off Arthure at the Terne Wathelynにおける二人称単数代名詞:二つのエピソードの類似性についての一考察 | 単 | 2003. 12 | 国際アーサー王学会日本支部2003年度総会 | |
Camp Green Lakeで「人格形成」?:Louis SacharのHolesにおけるStanleyの成長の軌跡 | 単 | 2011. 6 | 日本イギリス児童文学会東支部2011年春の例会 | |
Silent Discussionを用いたグループワークの実践―学習者全員の主体的参加を促すポスト・リーディング活動 | 単 | 2012. 8 | 第38回全国英語教育学会愛知研究大会 | |
学習者主体のリーディングの授業―Literature Circlesを用いた自己表現活動 | 単 | 2013.8 | 第37回関東甲信越英語教育学会 | |
「人殺し」か「最大の理解者」か?:Stuck in Neutralにおける父親像 | 単 | 2013.9 | 日本イギリス児童文学会中部支部2013年秋の例会 | |
Graded Readers版Jane Eyreに関する一考察:プロット展開と人物描写という視点から | 単 | 2014.8 | 第40回全国英語教育学会徳島研究大会 | |
『ONE PIECE (ワンピース)』と『宝島』: メガヒット漫画の人気の秘密を児童文学の 視点から探る |
単 | 2014.9 | 日本イギリス児童文学会中部支部2014年秋の例会 | |
物語を語る:『アーサー王ここに眠る』における虚構と真実 | 単 | 2016.11 | 日本イギリス児童文学会 第46回 研究大会 | |
自己理解と他者理解を育む絵本の世界:多文化共生社会の実現を目指して | 単 | 2018.9 | 日本イギリス児童文学会中部支部平成30年度秋の例会 | |
Rosemary Sutcliffのアーサー王三部作におけるガウェイン像 | 単 | 2024.5 | 日本英文学会第96回全国大会 |
大学教育の改善に関する活動
活動事項 | 年月 | 備考 |
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学生厚生委員 | 2017.4~2023.3 | |
教務委員 | 2023.4~現在 | |
FD委員 | 2023.4~現在 | |
保健管理センター運営委員 | 2018.6~現在 | |
世界教養プログラム部会員 | 2017.4~現在 | |
WLAC オープンカレッジ運営委員 | 2023.4~現在 | |
グローバル共生社会研究所運営委員(上級研究員) | 2018.6~現在 | |
英米語学科Extensive Reading 3,4 科目コーディネーター | 2017.4~現在 | |
世界理解の方法、日本理解の方法 科目コーディネーター | 2018.4~現在 | |
Listening Comprehension 1,2 科目コーディネーター | 2019.4~現在 | |
英米語学科リーディングチーム メンバー | 2013.4~現在 | |
英米語学科海外留学アカデミックサポート | 2017.4~現在 | |
英米語学科Freshman Welcom委員 | 2022.4~現在 |
作成した教科書
教科書名(対象講義名) | 単・共 | 年月 | 備考 |
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Listening Tips: 英語リスニング力UPのためのポイント20 | 共 | 2024.3 | 名古屋外国語大学出版会 |
資格・免許
資格・免許の名称 | 取得年月 | 発行者・登録番号 | 備考 |
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高等学校教諭第一種免許(英語) | 1994.9.1 | 京都府教育委員会 | 平6高1め第886号 |
中学校教諭専修免許(英語) | 1997.3.31 | 京都府教育委員会 | 平8中専め第125号 |
高等学校教諭専修免許(英語) | 1997.3.31 | 京都府教育委員会 | 平8高専め第162号 |
実用英語技能検定1級 | 2003. 11 | 英検証No. J1000053 |
社会的活動等
活動事項 | 期間(年月) | 活動機関名 |
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1999-2000年度 ロータリー財団国際親善奨学生 | 1999 .9~2000.8 | ロータリー財団 |
英語絵本読み聞かせボランティア活動 | 2015.6~現在 | リトル・スターズ |
日進市立図書館・名古屋外国語大学連携事業開催 | 2017.10~現在 | 名古屋外国語大学 |
所属学会名称
所属学会名称 |
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日本英文学会、日本中世英語英文学会、国際アーサー王学会、英語圏児童文学会、全国英語教育学会、日本多読学会、絵本学会 |
所属学会役員歴等
所属学会及び役員名 | 期間(年月) | 備考 |
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国際アーサー王学会日本支部役員 (庶務 / 英文書誌 担当) | 2015.1(庶務2016.4~)~2018.2 | |
英語圏児童文学会(旧日本イギリス児童文学会)中部支部事務局 | 2018.2~2022.3 | |
英語圏児童文学会(旧日本イギリス児童文学会)TINKER BELL編集委員 | 2022.4~現在 |
期間(年月) | 事項 | 備考 |
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1998.4~1999.3, 2001.4~2002.3 | 日本福祉大学 福祉学部 非常勤講師 | |
2001.4~2002.3 | 愛知学院大学 経営学部・法学部 非常勤講師 | |
2001.4~2002.3 | 名城大学 経営学部・経済学部 非常勤講師 | |
2001.4~2002.3 | 大同工業大学 工学部 非常勤講師 | |
2004.4~2005.3 | 昭和音楽大学 音楽学部 非常勤講師 | |
2003.9~2005.3, 2010.9~2013.3 | 慶應義塾大学 文学部(日吉) 非常勤講師 | |
2012.4~2013.3 | 慶應義塾大学 理工学部(日吉) 非常勤講師 | |
2013.4~2017.3 | 名古屋外国語大学 外国語学部 外国語担当専任講師 | |
2022.10~2023.3 | NHK文化センター名古屋教室 講師 | |
2017.4~現在 | 名古屋外国語大学 外国語学部 准教授 |
受賞事項 | 年月 | 備考 |
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John F. Danby Memorial Prize in the Year 2000 | 2000. 6 | The best first-year postgraduate student in the English Department, University of Wales, Bangor |
主な担当科目名 対象学部・学科
担当科目名 | 対象学部・学科 |
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Extensive Reading 3, 4 | 外国語学部英米語学科 |
Listening Comprehension 1,2 | 学部共通英語基幹プログラム (CLED) |
英語文学 | 外国語学部英米語学科 |
世界理解の方法、日本理解の方法(コーディネーター) | 世界教養プログラム (WLAP) |
Japan Studies (218): Learning Japanese Culture Through Picture Books | 国際日本語教育インスティテュート (留学生別科) |
授業の改善と工夫
改善と工夫内容 |
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・資料配布、課題、小テスト等にMoodleやGoogle Classroom等のオンラインツールを活用している。 ・課題やテストに関しては、事前にStudy Guideを配布し、フィードバックコメントをつけて返却している。 ・講義型の授業であっても、ペアワーク等を活用し、学習者同士の対話を促進している。 ・多読の授業ではLiterature Circles を活用して、作品の内容やテーマについてグループで議論し発表するアクティブ・ラーニング型の授業を実践している。 |