教員の教育・研究活動報告
役職/職名 | 学長特別補佐/英語教育担当主任/教務主任/教授 | 所属 | 外国語学部 英米語学科 |
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ふりがな | はんふりー けいこ | 生年 | |
学歴 | 京都大学文学部文学科アメリカ文学専攻卒業 南山大学大学院文学研究科英文学専攻博士前期課程修了 京都大学大学院文学研究科英語学英米文学専攻博士後期課程単位取得満期退学 University of Birmingham, MA (TEFL/TESL) 修了 |
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学位 | 修士(文学)[1994年 南山大学] MA in TEFL/TESL[2010年 University of Birmingham] |
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研究分野 | 英米・英語圏文学 | ||
研究テーマ |
19世紀を中心としたアメリカ文学、特に Henry James の作品研究 |
著書
題名 | 単・共 | 発行日 | 発行所名 | 備考 |
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『ロマンティシズム --- 英米文学の視点から---』 | 共 | 2007. 5 | 英潮社 | 「ヘンリー・ジェイムズと「覗き見るロマンス」---『ねじの回転』---」pp.193-205 |
『文学とサイエンス -- -英米文学の視点から---』 | 共 | 2010. 6 | 英潮社フェニックス | 「ヘンリー・ジェイムズの幽霊小説に見る科学の影」 pp. 119-134 |
『超自然 --- 英米文学の視点から』 | 共 | 2016. 6 | 英宝社 | 「ヘンリー・ジェイムズと幽霊小説 --- 十九世紀末作品を中心として ---」pp. 145-158 |
『世界文学の小宇宙1 悪魔にもらった眼鏡』 | 共 | 2019.4. | 名古屋外国語大学出版会 | 「ことの顛末」 |
『小学生から知っておきたい 英語の?ハテナ』 | 共 | 2024.3 | Jリサーチ出版 | 第4章 |
学術論文
題名 | 単・共 | 発行・発表日 | 発行雑誌又は発行学会等の名称 | 備考 |
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「"the real thing" を求めて --- Henry James の "The Real Thing" ---」 | 単 | 1996.10 | Albion 42(京大英文学会) | |
「"Things" をめぐる人々 --- ヘンリー・ジェイムズの『ポイントンの蒐集品』---」 | 単 | 1996.11 | 『文学と評論』第2集第13号 | |
「Maisie の "知った" こと --- Henry James における金銭的価値の二重性 ---』 | 単 | 1998.11 | 『関西アメリカ文学』第35号 (日本アメリカ文学会関西支部) | |
「"聞き手" から "語り手" へ --- トニ・モリソンの『ソロモンの歌』 ---」 | 単 | 2000.2 | TABARD15 (神戸女子大学英文学会) | |
「世紀末イギリスの社交界に見られる金銭的価値観 ―Henry James の The Awkward Age ―」 | 単 | 2001. 2 | TABARD16 (神戸女子大学英文学会) | |
「Henry James の過去への認識―“The Aspern Papers” を手がかりとして―」 | 単 | 2002. 2 | 『名古屋外国語大学 外国語学部 紀要』第23号 | |
「なぜ Effie は殺されたのか ― Henry James のThe Other House ―」 | 単 | 2003. 2 | 『名古屋外国語大学 外国語学部 紀要』第25号 | |
「殻にこもる James ― “In the Cage” の女主人公の視点を手がかりとして ― 」 | 単 | 2003. 8 | 『名古屋外国語大学 外国語学部 紀要』第26号 | |
「家庭教師の存在意味と作品の持つ曖昧性:ヘンリー・ジェイムズの『ねじの回転』試読」 | 単 | 2007. 2 | 『名古屋外国語大学 外国語学部 紀要』 第32号 | |
「ヘンリー・ジェイムズの子供たち ---『ねじの回転』に注目をして ---」 | 単 | 2015. 2 | 『名古屋外国語大学 外国語学部 紀要』 第48号 | |
「眼で語る物語 --- ヘンリー・ジェイムズの『ワシントン・スクエア』」 | 単 | 2016. 11 | 『文学と評論』第3集・第11号 | |
「「私的生活」に見る、二人のヘンリー・ジェイムズ」 | 単 | 2018. 8 | 『名古屋外国語大学論集』 第3号 | |
「ヘンリー・ジェイムズの「生誕の地」を読む:芸術と大衆の狭間で」 | 単 | 2020. 2 | 『名古屋外国語大学論集』第6号 | |
「大衆に怯える作家たち:ヘンリー・ジェイムズの「ライオンの死」を中心に短編小説を読む」 | 単 | 2021.5 | 『Artes MUNDI』vol.6 | |
「大衆化する文学と読者たち --- ヘンリー・ジェイムズの "The Figure in the Carpet" を中心に ---」 | 単 | 2023.8 | 『名古屋外国語大学論集』第13号 |
学会発表等
題名 | 単・共 | 発行・発表日 | 発行学会等の名称 | 備考 |
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「架け橋としての Money --- Henry James の "The Aspern Papers" ---」 | 単 | 1995.10 | 第34回日本アメリカ文学会全国大会 | |
「メイジーの "知った" こと --- ヘンリー・ジェイムズにおける金銭的価値の二重性 ---」 | 単 | 1998.10 | 第17回日本ナサニエル・ホーソーン協会全国大会 | |
「世紀末英国社交界の金銭的価値観 ― 『厄介な年頃』論 ―」 | 単 | 1999.11 | 京大英文学会 | |
「自閉する James ― “In the Cage” の女主人公の視点を手がかりとして ―」 | 単 | 2000.10 | 第39回日本アメリカ文学会全国大会 | |
覗き見られる作家たち-—ヘンリー・ジェイムズの "The Figure in the Carpet" を中心に | 単 | 2022.12 | 日本ナサニエル・ホーソーン中部支部研究会 |
大学教育の改善に関する活動
活動事項 | 年月 | 備考 |
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大学・外国語学部教務委員会 | 2013.4- | |
大学FD委員会 | 2013.4- | |
英米語学科リーディングプログラム 全体コーディネーター | 2015.4-2021.3 | |
教育改革推進室 (学部再編部会、教育改革部会) | 2015.4-2020.3 | |
名古屋外国語大学論集委員会 | 2017.4- | |
教学マネジメント推進室 教学マネジメント部会 | 2020.4-2021.3 | |
教学マネジメント推進室 教育改革構想部門 | 2021.4- |
作成した教科書
教科書名(対象講義名) | 単・共 | 年月 | 備考 |
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『先生が薦める英語学習のための特選映画100選ー社会人編』 | 共 | 2017. 4 | |
『世界教養72のレシピ』 | 共 | 2018. 9 | |
『名古屋外大がキミに薦める世界の長編小説40』 | 共 | 2024. 4 |
資格・免許
資格・免許の名称 | 取得年月 | 発行者・登録番号 | 備考 |
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高等学校教諭第一種免許(英語) | - | 京都府教育委員会 | |
中学校教諭第一種免許(英語) | - | 京都府教育委員会 | |
高等学校教諭専修免許(英語) | - | 愛知県教育委員会 | |
中学校教諭専修免許(英語) | - | 愛知県教育委員会 |
所属学会名称
所属学会名称 |
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日本英文学会 日本アメリカ文学会 京大英文学会 日本ナサニエル・ホーソーン協会 日本ウィリアム・フォークナー協会 |
期間(年月) | 事項 | 備考 |
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2001-2007 | 名古屋外国語大学外国語学部英米語学科講師 | |
2007-2016 | 名古屋外国語大学外国語学部英米語学科准教授 | |
2016- | 名古屋外国語大学外国語学部英米語学科教授 |
主な担当科目名 対象学部・学科
担当科目名 | 対象学部・学科 |
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英語圏文学A | 外国語学部・英米語学科 |
英語圏文学研究A 1,2 | 外国語学部・英米語学科 |
英米語ゼミナールB-1・2 | 外国語学部・英米語学科 |
英米語ゼミナールB-3.4 | 外国語学部・英米語学科 |
英米文化の成り立ち | 外国語学部・英米語学科 |
授業の改善と工夫
改善と工夫内容 |
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・映像や写真等の視覚的資料を利用し、できる限り多くの作品を紹介し又それらの比較研究をも紹介することで、学生が文学作品へのより深い興味が持てるような工夫を実施している。 ・毎週、顔ぶれの異なるグループでディスカッションを行い、互いのアイディアを交換することで作品への理解をより深め、さまざまな解釈の可能性を探るよう促している。 ・各期最後に研究レポートを完成させ、それに個別面接でフィードバックを与えることで研究活動の基礎を学ぶ機会を設けている。 |