教員の教育・研究活動報告
役職/職名 | 准教授 | 所属 | 現代国際学部 現代英語学科 |
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ふりがな | よしみ かおる | 生年 | |
学歴 | ブリティッシュ・コロンビア大学 文学部アジア地域研究専攻卒業(Canada, 2001年) 名古屋市立大学大学院 人間文化研究科博士前期課程修了(2004年) |
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学位 | 学士(文学)[2001年 University of British Columbia, Canada] 修士(人間文化)[2004年 名古屋市立大学大学院] |
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研究分野 | 多文化共生、移民・難民研究、異文化理解教育 | ||
研究テーマ |
日米戦争下における日系アメリカ人の生活史 エスニック・マイノリティーによる社会運動 トランスナショナル・スタディーズ |
著書
題名 | 単・共 | 発行日 | 発行所名 | 備考 |
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「北米の小さな博物館 3-"知"の世界遺産」 | 共 | 2014年 | 彩流社 | Part V「アジア系エスニシティの遺産」の「われ太平洋の橋とならん-新渡戸記念庭園」の執筆担当(pp.272-281) |
「世界のトピックで学ぶ 通訳ワークブック」 | 共 | 2019年 | 名古屋外国語大学出版会 | 名古屋外国語大学主催・全国外大連合連携事業「学生通訳コンテスト」スクリプト(2015年、2016年、2017年大会) |
「キーワードで "現代" を伝える 通訳ワークブック 2」 | 共 | 2022年 | 名古屋外国語大学出版会 | 名古屋外国語大学主催・全国外大連合連携事業「学生通訳コンテスト」スクリプト(2018年、2019年、2020年大会) |
学術論文
題名 | 単・共 | 発行・発表日 | 発行雑誌又は発行学会等の名称 | 備考 |
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「ある日系アメリカ人二世の生活史-反戦・平和を生きた『アメリカの叔父さん』」(修士論文) | 単 | 2004年 | 名古屋市立大学大学院 人間文化研究科 |
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「ある日系アメリカ人帰米二世画家の口述生活史-戦時下に生きたルイス・スズキの反戦思想の展開を中心に」 | 単 | 2009年 | 名古屋外国語大学 現代国際学部紀要(第5号)pp. 393-425. |
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「帰米二世画家ルイス・巌・スズキが今語ること-オーラルヒストリーから浮かび上がった第二次世界大戦期における日系アメリカ人左翼の活動」 | 単 | 2014年 | 多文化共生研究年報 (第10号・第11号合併号、名古屋多文化共生研究会)pp. 57-82. |
査読あり |
「時事問題を取り入れたリスニング学習の効果とその展望-現代国際学部におけるListening Comprehension 1/2の実践例」 | 単 | 2019年 | 名古屋外国語大学論集第5号 pp. 105-119. |
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"Mai più altre Hiroshima; La storia di un 'soldato americano' che ha combattuto contro il militarismo giapponese durante la guerrra tra il Giappone e gli Stati Uniti (1941-1945)" | 単 | 2020年7月 | Pane Pace Lavoro No. 4 (Italia) , Folks- popolo e identità. pp.7-8. | |
書評:『日系カナダ人の移動と運動-知られざる日本人の越境生活史』(和泉真澄著、小鳥遊書房、2020年) | 単 | 2021年6月 | 移民研究年報(第27号、日本移民学会)pp. 61-62. |
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書評:『カナダにおける日本人水産移民の歴史地理学研究』(河原典史著、古今書院、2021年) | 単 | 2022年3月 | 多文化共生研究年報(第19号、名古屋多文化共生研究会)pp. 81-84. | |
現代英語学科のAcademic Skills I/II の試みと今後の課題 | 共 | 2024年2月 | 名古屋外国語大学論集(第14号)pp.21-37. |
学会発表等
題名 | 単・共 | 発行・発表日 | 発行学会等の名称 | 備考 |
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「戦時下アメリカに生きた日系アメリカ人画家の一考察-映画『ミリキタニの猫』を題材に」 | 単 | 2009年2月11日 | トランスナショナル研究会 (名古屋市立大学大学院 人間文化研究科) |
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"Make art but not war; focusing on the pacifism developed by Lewis Suzuki during the war-era" | 単 | 2009年8月4日 | Tonalestate国際平和文化フォーラム 2009(Associazione Tonalestate, Ponte Di Legno, BS, Italy) | |
「日系アメリカ人帰米二世画家ルイス・スズキが今語ること-1930-1950年代の日系左翼社会を生きて」 | 単 | 2012年7月1日 | 日本移民学会第22回年次大会 (関西学院大学) |
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ライフヒストリーを通して見る日系アメリカ人帰米二世の日米戦争 | 単 | 2015年3月31日 | ライフヒストリー研究会 (名古屋大学) |
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「日系アメリカ人帰米画家ルイス・巌・スズキ(1920-)が今語ること-戦後における日系左翼による反戦、民主化運動の意義と日本との関連を中心に」 | 単 | 2015年6月28日 | 日本移民学会第25回年次大会(早稲田大学) | |
"Unforgotten Hiroshima and Nagasaki" | 単 | 2015年8月6日 | Tonalestate国際平和文化フォーラム2015 (Associazione Tonalestate, Ponte Di Legno, BS, Italy) | |
「日系アメリカ人帰米画家ルイス・スズキ(1920-2016)が最後に語ったこと-最後の聞き取りから見えてきた戦後ニューヨークにおける日系左翼による反戦・民主化運動」 | 単 | 2016年4月17日 | 北米エスニシティ研究会 (ウィル愛知) |
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"Japan is no longer 'homogeneous nation: The role of university education to promote a multicultural society for all'" | 単 | 2016年9月8日 | Università degli Studi Roma Tre “XIII International Symposium of University Professors; Jubilee of Universities, and of Research Centers, and of Institutions of Higher Arts and Music Education” (Sep. 7-11, Rome, Italy) |
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「移民問題を考える ―二つの祖国を生きた日系アメリカ人の日米戦争」 |
単 | 2018年3月18日 | ONEWAY国際平和文化協会 第43回文化講演会 (本山生協会館) |
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「日米民主員会が戦中戦後の日米社会に訴えたこと―ニューヨークに存在した日系人進歩団体による反戦、民主化運動の意義とその変遷」 | 単 | 2018年6月24日 | 日本移民学会第28回年次大会(南山大学) | |
「日米戦争と日米民主委員会(JACD: 1941-1948)ー知られざる日系人進歩団体(紐育 )の働きとその目的」 |
単 | 2019年7月21日 | 北米エスニシティ研究会 (キャンパスプラザ京都) |
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「映画 "ミリキタニの猫" の大学教育への貢献-外国語大学と芸術大学の実践を通して」(担当報告) | 共 | 2021年6月19日 | 日本移民学会第30/31回年次大会(オンライン開催)、共同研究推進委員会企画ラウンドテーブル企画「ドキュメンタリー映画 "ミリキタニの猫≪特別編≫"の上映とディスカッション」 | |
"AI and Japanese University Students in the Globalized Age; The challenges of the Japanese university in promoting meaningful language education" | 単 | 2021年8月5日 | Tonalestate国際平和文化フォーラム 2021, Online(Associazione Tonalestate, Ponte Di Legno, BS, Italy) | |
「史料が語る "日米民主委員会(JACD: 1941-1948)"と戦時期ニューヨークの日系社会ー『紐育便覧』を中心に」 | 単 | 2022年2月20日 | 北米エスニシティ研究会(オンライン) | |
「日米民主委員会(JACD: 1941-1948)とは何だったのか―東部ニューヨークに存在した日系人進歩団体の戦時努力を中心に」 | 単 | 2023年3月4日 | マイグレーション研究会(オンライン) |
大学教育の改善に関する活動
活動事項 | 年月 | 備考 |
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名古屋外国語大学主催、全国外大連合連携事業、第9回学生通訳コンテスト:スクリプトライター、日本語スピーカーを務める。 | 2015年11月28日 | テーマ「グローバル社会における移民問題("Migration Issues in a Globalized World")」 |
第10回学生通訳コンテスト:スクリプトライター、 日本語スピーカーを務める。 | 2016年11月26日 | テーマ「グローバル時代における若者の政治参加("Youth Political Participation in a Globalized World")」 |
第11回学生通訳コンテスト:スクリプトライター、日本語スピーカーを務める。 | 2017年11月25日 | テーマ「孤島の国は存在しない―世界、日本、双方が互いに与え合うもの( "No Country is an Island; What the world has given Japan and what Japan has given back")」 |
第12回学生通訳コンテスト:スクリプトライター、日本語スピーカーを務める。 | 2018年11月24日 | テーマ「AIと人間社会に与えるその影響("AI and Its Impact on Human Society")」 |
エッセイ・教師と学生を結ぶ「中米エルサルバドルとの出会い ー友となり、共に歩む」 | 2019年3月 | 名古屋外国語大学・ワールドリベラルアーツセンター紀要 Artes MUNDI vol. 4に掲載(pp. 192-199) |
第13回学生通訳コンテスト:スクリプトライター、日本語スピーカーを務める。 | 2019年11月30日 | テーマ「平成から令和への願い("An Era for Everyone")」 |
第14回学生通訳コンテスト:スクリプトライター、日本語スピーカーを務める。 | 2020年11月28日 | テーマ「ポストコロナの世界を生きるーパンデミックからの教訓("Lessons from the Covid-19 Pandemic")」 |
第15回学生通訳コンテスト:スクリプトライター、日本語スピーカーを務める。 | 2021年11月27日 | テーマ「 "新たな日常" と人間性に向かって(The Quest for Humanity's "New Normal")」 |
「アフターハイスクール:日本の中心で出会う多文化・多言語」(編集委員) | 2022年1月 | 名古屋外国語大学出版会編 |
第16回学生通訳コンテスト:スクリプトライター、日本語スピーカーを務める。 | 2022年11月26日 | テーマ「 対話による相互理解に向けて―人間が守られる社会のために( "Towards Mutual Understanding through Dialogue: Building a society that protects people")」 |
2022年度2期 FD研修会「初年次教育・研究倫理に関する全学的な取り組み―現代英語学科の事例;Academic Skills I/II の試みと今後の課題」報告担当 |
2023年2月9日 | 教養教育推進センター(CLAD)CASP部門 |
2024(令和6)年度 東海・北陸・近畿地区学生指導研究会 第46回東海地区部課長研究会 分科会にて報告(座長) | 2024年9月11日 | 名古屋外国語大学主催 (オンライン開催) 『「多文化共生」を問い、考えること―大学の学習環境を生かした事例を通して』 |
作成した教科書
教科書名(対象講義名) | 単・共 | 年月 | 備考 |
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「世界教養72のレシピ」(世界教養プログラム「人口と移民」) | 共 | 2018年9月 | 名古屋外国語大学出版会 |
資格・免許
資格・免許の名称 | 取得年月 | 発行者・登録番号 | 備考 |
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中学校教諭一種免許状(外国語・英語) | 2008年4月 | 愛知県教育委員会(0006号) | |
高等学校教諭一種免許状(外国語・英語) | 2008年4月 | 愛知県教育委員会(0011号) |
所属学会名称
所属学会名称 |
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日本移民学会、マイグレーション研究会、移民政策学会、名古屋多文化共生研究会、北米エスニシティ―研究会 |
所属学会役員歴等
所属学会及び役員名 | 期間(年月) | 備考 |
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日本移民学会 事務局委員(中部地区担当)、倫理委員 | 2016年-2022年 |
期間(年月) | 事項 | 備考 |
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2005.4.-2016.3. | 東海学園大学(人文学部、教育学部、スポーツ健康科学部)総合英語担当 | 非常勤 |
2006.4.-2017.3. | 名古屋外国語大学(現代国際学部)英語科目担当 | 非常勤 |
2009.4.-2013.3. | 日本英語検定協会実用英語技能検定 二次試験面接委員 | |
2012.4.-2019.8. | 名古屋学芸大学(メディア造形学部)芸術英語コミュニケーション担当 | 非常勤 |
2013.9.-2017.3. | 愛知学泉大学(現代マネージメント学部)英語科目担当 | 非常勤 |
2014-2019 | 名古屋学芸大学(メディア造形学部映像メディア学科)オーストラリア研修(グリフィス大学)事前英語研修担当 | 非常勤 |
2017.4.-2022. 3. | 名古屋外国語大学現代国際学部現代英語学科 | 専任講師 |
2022. 4.- | 名古屋外国語大学現代国際学部現代英語学科 | 准教授 |
受賞事項 | 年月 | 備考 |
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平成14年度JICA(独立行政法人、国際協力機構)第23回国際協力フォトコンテスト・中米部門(エルサルバドル)「希望」、国際協力賞受賞 | 2001年7月 |
主な担当科目名 対象学部・学科
担当科目名 | 対象学部・学科 |
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Academic Skills I / II | 現代国際学部現代英語学科 |
基礎ゼミナール I / II | 現代国際学部現代英語学科 |
専門書講読 I / II | 現代国際学部現代英語学科 |
卒業研究 I / II | 現代国際学部現代英語学科 |
人口と移民 | 世界教養プログラム(学際・グローバル共生) |
グローバル時代の移民と言語 | 現代国際学部現代英語学科 |
グローバル時代の映画論 | 現代国際学部現代英語学科 |
通訳法(日英ペア―ティーチング) | 現代国際学部現代英語学科・国際教養学科・グローバルビジネス学科 |
Basic Reading Skills I / II | 現代国際学部現代英語学科 |