教員の教育・研究活動報告
役職/職名 | 現代国際学部長/教授 | 所属 | 現代国際学部 国際教養学科 |
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ふりがな | おくだ たかお | 生年 | 1950年 |
学歴 | 金沢大学法文学部経済学科卒業(1975年) 京都大学大学院修士(博士前期)課程経済学研究科理論経済学・経済史学専攻修了 (1977年) 京都大学大学院 博士後期課程 経済学研究科 理論経済学・経済史学専攻 満期退学 (1984年) |
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学位 | 経済学学士(金沢大学)(1975年)、経済学修士(京都大学)(1977年) | ||
研究分野 | 社会思想史、表象文化論、家族社会学、比較社会/文化論 | ||
研究テーマ |
ゲオルク・ジンメルの社会思想史的研究 「近代」の社会思想的成立過程の分析 ゴットフリート・ゼンパーの建築思想 アロイス・リーグルの美術史構想を巡る諸問題 現代家族の比較社会論的考察―少子高齢化問題を中心に― |
著書
題名 | 単・共 | 発行日 | 発行所名 | 備考 |
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家庭の立場 | 共 | 1992年 | 化学同人 | |
社会思想史を学ぶ人のために | 共 | 1994年 | 世界思想社 | |
現代家族論 | 共 | 1995年 | 化学同人 | |
視覚と近代 | 共 | 1998年 | 昭和堂 | |
児童福祉総論 | 共 | 1998年 | 保育出版社 | |
方法としての丸山真男(歴史と方法 第3巻) | 共 | 1998年 | 青木書店 | |
ドイツ中間層の政治社会史(翻訳) | 共 | 1994年 | 同文館 | H.・A・ヴィンクラー著 |
マックス・ヴェーバーの比較社会学(翻訳) | 共 | 1999年 | ミネルヴァ書房 | S・コールバーグ著 |
自由と統一への長い道I・II(翻訳) | 共 | 2008年 | 昭和堂 | H.・A・ヴィンクラー著 |
学術論文
題名 | 単・共 | 発行・発表日 | 発行雑誌又は発行学会等の名称 | 備考 |
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アロイス・リーグルとゲオルク・ジンメル | 単 | 1998年3月 | 平成7~9年度科学研究費補助金 研究成果報告書所収 | |
視覚と近代 | 単 | 2000年3月 | 金沢大学 平成11年度文部科学省大学改革推進等経費に基づく実施報告書所収 | |
表層と構築―ゴットフリート・ゼンパーについて― | 単 | 2004年3月 | 名古屋外国語大学国際経営学部紀要 第13・14号合併号 | |
社会と流行 | 単 | 2008年3月 | 名古屋外国語大学現代国際学部紀要 第4号 |
学会発表等
題名 | 単・共 | 発行・発表日 | 発行学会等の名称 | 備考 |
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思想史は物語か | 単 | 1997年11月29日 | 「歴史と方法」研究会 平成9年度シンポジウム |
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ウェーバーとジンメル―モダン?ポストモダン? | 単 | 1999年11月10日 | 中部ドイツ史研究会 | |
ゼンパーについて | 単 | 2001年10月20日 | 十三社会思想史研究会 | |
ジンメルと社会主義 | 単 | 2002年10月25日 | 社会思想史学会 | |
ジンメルと世紀末ウィーン | 単 | 2003年11月13日 | 社会思想史学会 | |
貨幣論の系譜~ルソー・ヘーゲル・ジンメル・文化人類学~ | 単 | 2011年6月11日 | 十三社会思想史研究会 | |
ドイツ社会国家をめぐる諸問題 | 共 | 2012年10月28日 | 社会思想史学会 | 討論者 |
唯物論とは何か | 単 | 2013年12月28日 | 十三社会思想研究会 | |
バックル『イングランド文明史』について | 単 | 2024年6月15日 | 十三社会思想史研究会 |
大学教育の改善に関する活動
活動事項 | 年月 | 備考 |
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名古屋外国語大学FD委員会委員 | 2000年4月~2004年3月 | |
名古屋外国語大学FD講演会で名古屋外国語大学現代国際学部国際教養学科のAcademic Skillsの実践についての講演 | 2016年7月 |
作成した教科書
教科書名(対象講義名) | 単・共 | 年月 | 備考 |
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家庭の立場(家族関係論) | 共 | 1992年 | |
現代家族論(家族関係論) | 共 | 1995年 | |
児童福祉総論(児童福祉論) | 共 | 1998年 | |
世界教養72のレシピ(社会政策、日本の現代史) | 共 | 2018年 | |
学びの技法―地域を読み、世界を拓く10章―(Academic Skills Ⅰ・Ⅱ) | 共 | 2019年 |
社会的活動等
活動事項 | 期間(年月) | 活動機関名 |
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生涯学習のための世界史 講義 | 1996年10月~1996年12月 | 姫路生涯学習大学校 |
生涯学習のための世界史 講義 | 1997年10月~1998年2月 | 姫路生涯学習大学校 |
所属学会名称
所属学会名称 |
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社会思想史学会 |
期間(年月) | 事項 | 備考 |
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1991年4月~1993年3月 | 日ノ本学園短期大学(現姫路日ノ本短期大学)講師 | |
1993年4月~1998年3月 | 日ノ本学園短期大学(現姫路日ノ本短期大学)助教授 | |
1998年4月~現在 | 名古屋外国語大学国際経営学部(現、現代国際学部)教授 | |
2004年4月~2008年3月 | 名古屋外国語大学現代国際学部 現代英語学科長 | |
2013年4月~2017年3月 | 名古屋外国語大学現代国際学部 国際教養学科長 | |
2017年4月~現在に至る | 名古屋外国語大学 現代国際学部長 |
名称 | 題名 | 機関名(採択時) | 年度 | 備考 |
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文部科学省科学研究費補助金・基盤研究(A) | 近代社会と観察者の系譜―科学・文学・思想史における分析とモデル化 | 大阪大学 | 1995年度~1997年度 | 研究分担者 |
主な担当科目名 対象学部・学科
担当科目名 | 対象学部・学科 |
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Academic SkillsⅠ Academic SkillsⅡ |
名古屋外国語大学全学共通基幹科目 |
社会政策 | 名古屋外国語大学全学共通基幹科目 世界教養プログラム応用科目 |
日本研究A |
名古屋外国語大学 現代国際学部専修科目 |
ヨーロッパ研究B | 名古屋外国語大学 現代国際学部専修科目 |
専門ゼミナールI~IV | 名古屋外国語大学 現代国際学部国際教養学科専修科目 |
Recreation Comprehension A (Self Reconstruction) | 名古屋外国語大学 現代国際学部国際教養学科専修科目 |
表象文化論 | 名古屋外国語大学 現代国際学部国際教養学科専修科目 |
比較文化論 | 名古屋外国語大学 現代国際学部国際教養学科専修科目 |
授業の改善と工夫
改善と工夫内容 |
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古屋外国語大学全学共通基幹科目1年次必修科目Academic Skills I/IIにおいて、学生が意味ある形で大学での学びを継続していくためのアカデミックスキルズの習得を目指した少人数授業をチームティーチングとして実施している。学生はAcademic SkillsⅠにおいては指定された企業に関して、Academic SkillsⅡに学生自ら設定した研究テーマ関して、リサーチ・分析・プレゼンテーション・レポート作成の課題を課せられる。これらの課題を実行する作業を通して、学生は自ら問いを発し、その問いに対する回答を探究する姿勢を形づくっていく。学生と担当教員はできる限り、学生と対話しながらその学びの進行をサポートしていく。そのために担当教員は、毎授業終了後必ず集まってミーティングを行い、各クラスの学生ひとりひとりにまで目を配った指導を行うようにし、かつそのための情報を共有するようにしている。 |