教員の教育・研究活動報告
役職/職名 | 准教授 | 所属 | 世界教養学部 世界教養学科 |
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ふりがな | いしだ さとこ | 生年 | |
学歴 | 東京外国語大学外国語学部欧米第二課程イタリア語専攻卒業(2002年) 東京外国語大学大学院地域文化研究科言語文化専攻博士前期課程修了(2006年) ボローニャ大学大学院芸術学研究科博士課程修了(2012年) 東京外国語大学大学院地域文化研究科地域文化専攻博士後期課程修了(2012年) |
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学位 | 学士(言語・地域文化)[東京外国語大学] 修士(文学)[東京外国語大学] 博士(演劇映画学)[ボローニャ大学] 博士(学術)[東京外国語大学] |
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研究分野 | イタリア文学・文化、映画学 | ||
研究テーマ | 近現代イタリア文学、イタリア映画史 |
著書
題名 | 単・共 | 発行日 | 発行所名 | 備考 |
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"Giappone e Italia: le arti del dialogo" | 共 | 2010 | I libri di Emil - Tokyo University of Foreign Studies Press | Tadahiko Wada, Matteo Casari編 |
『笑いと創造 第六集 基礎完成編』 | 共 | 2010 | 勉誠出版 | ハワード・ヒベット、文学と笑い研究会編 |
『和田忠彦先生還暦記念論文集』 | 共 | 2012 | 双文社印刷 | 土肥秀行、橋本勝雄、住岳夫編 |
"Culture allo specchio: Studi di geocritica e letteratura tra il Giappone e l'Europa" | 共 | 2012 | I libri di Emil - Tokyo University of Foreign Studies Press | Tadahiko Wada, Stefano Colangelo編 |
『海底バール』 | 単 | 2013 | 河出書房新社 | ステファノ・ベンニ著、翻訳 |
"Kultur im Spiegel der Wissenschaften" | 共 | 2014 | IUDICIUM | Wolfgang Schneider, Takashi Narita編 |
『わが生涯のすべて』 | 共 | 2014 | 白水社 | マリオ・ジャコメッリ、シモーナ・グエッラ著、翻訳 |
『文化の変容、パースペクティヴの変容』 | 共 | 2014 | 三鈴印刷 | 日本学術振興会「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」による東京外国語大学研究事業モスクワ研究集会論集 |
『文化横断的行為としての翻訳』 | 共 | 2014 | 三鈴印刷 | 日本学術振興会「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」による東京外国語大学研究事業チューリヒ研究集会論集 |
"Tradizione, Traduzione, Trasformazione" | 共 | 2014 | 三鈴印刷 | 日本学術振興会「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」による東京外国語大学研究事業ボローニャ研究集会論集 |
『身体のランドスケープー変容の知覚・記述・体現』 | 共 | 2014 | 三鈴印刷 | 日本学術振興会「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」による東京外国語大学研究事業ボローニャ研究集会論集 |
"Il nutrimento dell'anima. La danza Butō, i Maestri: aforismi e insegnamenti" | 共 | 2015 | Ephemeria | Kazuo Ōno, Yoshito Ōno著、翻訳 |
『声を探しつづけて―和田忠彦先生退任記念論文集』 | 共 | 2016 | 英明企画編集 | 石田聖子、小久保真理江、花本知子、横田さやか編 |
『ウンベルト・エーコの世界文明講義』 | 共 | 2018 | 河出書房新社 | ウンベルト・エーコ著、翻訳 |
『悪魔にもらった眼鏡』 | 共 | 2019 | 名古屋外国語大学出版会 | 亀山郁夫、野谷文昭編、チェーザレ・ザヴァッティーニ著「わたしは悪魔だ」、翻訳 |
『ウンベルト・エーコのテレビ論集成』 | 共 | 2021 | 河出書房新社 | ウンベルト・エーコ著、翻訳 |
『世界は映画でできている』 | 共 | 2021 | 名古屋外国語大学出版会 | 石田聖子、白井史人編 |
『世界文学の小宇宙2 囚われて』 | 共 | 2021 | 名古屋外国語大学出版会 | 沼野充義、藤井省三編、グラツィア・デレッダ著「夜に」、翻訳 |
『アフターハイスクール』 | 共 | 2022 | 名古屋外国語大学出版会 | 名古屋外国語大学出版会編 |
"«Sento tutta la modernità della vita» Attualità di Grazia Deledda a 150 anni dalla nascita" Vol. III | 共 | 2022 | Aipsa Edizioni | Dino Manca編 |
『あの音を求めて―モリコーネ、音楽・映画・人生を語る』 | 共 | 2022 | フィルムアート社 | エンニオ・モリコーネ、アレッサンドロ・デ・ローザ著、翻訳 |
『作家たちの手紙―94人の胸中』 | 共 | 2022 | マール社 | ガブリエレ・ダンヌンツィオ他著、翻訳 |
『イタリアの文化と日本―日本におけるイタリア学の歴史』 | 共 | 2023 | 松籟社 | ジョヴァンニ・デ・サンティス、土肥秀行編、イタリア文化会館・大阪監修 |
『世界文学の小宇宙3 愛、もしくは別れの夜に』 | 共 | 2023 | 名古屋外国語大学出版会 | 亀山郁夫、エリス俊子編、アッシジの聖フランチェスコ著「生きとし生けるものの讃歌」、翻訳 |
"Le poetiche del riso. Ironia, comicità, umorismo e grottesco nella letteratura e drammaturgia italiana del primo Novecento" | 共 | 2023 | Perter Lang | Alice Flemrová編 |
学術論文
題名 | 単・共 | 発行・発表日 | 発行雑誌又は発行学会等の名称 | 備考 |
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「アキッレ・カンパニーレの〈ユーモア〉」 | 単 | 2007年3月 | 『日伊文化研究』第45号、日伊協会、pp. 105-117 | 査読有り |
「イタリア・ファシズムと笑い―カンパニーレとザヴァッティーニ」 | 単 | 2008年7月 | 『笑い学研究』第15号、日本笑い学会、pp. 36-44 | 査読有り |
「アルド・パラッツェスキ 笑いの詩学―未来派宣言「反苦悩」と『ペレラの法典』を中心に」 | 単 | 2009年3月 | 『言語・地域文化研究』第16号、東京外国語大学大学院、pp. 63-80 | 査読有り |
「アヴァンギャルドな笑い―アルド・パラッツェスキの未来派宣言「反苦悩」にみる笑い認識」 | 単 | 2009年7月 | 『笑い学研究』第16号、日本笑い学会、pp. 34-41 | 査読有り |
"La poetica del ridere nella cultura italiana del Novecento. 3 riflessioni sulle fisionomie del riso secondo Aldo Palazzeschi, Achille Campanile, Cesare Zavattini"(20世紀イタリア文化表象における笑いに関する考察) | 単 | 2012年6/10月 | 博士論文、pp. 1-370 | ボローニャ大学と東京外国語大学間の博士論文共同指導協定に基づく論文 |
「スペクタクル再考―チェーザレ・ザヴァッティーニにとっての映画」 | 単 | 2013年10月 | 『イタリア学会誌』第63号、イタリア学会、pp. 29-52 | 査読有り |
「笑いと創造―ダダ、シュルレアリスム、未来派とパラッツェスキ「反苦悩」」 | 単 | 2017年8月 | 『笑い学研究』第24号、日本笑い学会、pp. 3-16 | 査読有り |
「1910年代イタリア映画のなかの未来派映画」 | 単 | 2019年2月 | 『立命館言語文化研究』30巻3号、立命館大学国際言語文化研究所、pp. 53-69 | 査読有り |
「ピノッキオの身体をめぐって―〈ピノッキアーテ〉と視覚文化」 | 単 | 2019年9月 | 『イタリア学会誌』69号、イタリア学会、pp. 1-21 | 査読有り |
「〈ヴァラエティ・ショー宣言〉を読む―未来派映画の可能性をめぐって」 | 単 | 2021年11月 | 『立命館言語文化研究』33巻2号、立命館大学国際言語文化研究所、pp. 37-52 | 査読有り |
「ヴァラエティ・ショー宣言」 | 単 | 2021年11月 | 『立命館言語文化研究』33巻2号、立命館大学国際言語文化研究所、pp. 53-58 | 翻訳 |
学会発表等
題名 | 単・共 | 発行・発表日 | 発行学会等の名称 | 備考 |
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"Aldo Palazzeschi. La poetica del ridere (e della "pancina")" | 単 | 2008年11月 | 国際シンポジウム"Giappone e Italia: le arti del dialogo"、ボローニャ大学 | 口頭発表 |
"Da Perelà a Totò: sulle forme del comico nella cultura italiana del Novecento" | 単 | 2010年12月 | 第一回ITP-EUROPA国際セミナー"Culture allo specchio: Studi di geocritica e letteratura tra il Giappone e l'Europa"、ボローニャ大学 | 口頭発表 |
「映画と笑い―構造的類似性に関する考察」 | 単 | 2012年7月 | 第19回日本笑い学会、新潟市NSG学生総合プラザSTEP | 口頭発表 |
「スペクタクル再考―チェーザレ・ザヴァッティーニの映画的思考をめぐって」 | 単 | 2012年10月 | 第60回イタリア学会、慶應義塾大学 | 口頭発表 |
"Cesare Zavattini dall'umorismo al cinema. Ovvero due mezzi per il pensiero per sintesi" | 単 | 2012年11月 | 第二回ITP-EUROPA国際セミナー"Kultur im Spiegel der Wissenschaften"、ヒルデスハイム大学 | 口頭発表 |
"«Pinocchio» (di Polidor): le avventure di un corpo" | 単 | 2013年9月 | 日本学術振興会「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」研究集会「文化の変容、パースペクティヴの変容」、在モスクワイタリア文化会館 | 口頭発表 |
"On the translatability of laughter: translating humor writing in Stefano Benni’s The Bar Under the Sea" | 単 | 2013年11月 | 日本学術振興会「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」研究集会「文化横断的行為としての翻訳」、チューリヒ大学 | 口頭発表 |
"Cioni Mario va in America: sull’inventiva linguistica di Roberto Benigni nel cinema" | 単 | 2014年5月 | 日本学術振興会「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」研究集会"Tradizione, Traduzione, Trasformazione"、ボローニャ大学 | 口頭発表 |
"Il corpo cinematografico di Kazuo Ōno in Ritratto del Signor O" | 単 | 2014年11月 | 日本学術振興会「頭脳循環を加速する若手研究者戦略的海外派遣プログラム」研究集会「身体のランドスケープ―変容の知覚・記述・体現」、ボローニャ大学 | 口頭発表 |
「笑う身体の誕生―パラッツェスキ初期詩作品読解」 | 単 | 2015年3月 | 日本比較文学会北海道支部・東北支部第4回比較文学研究会、東北大学 | 口頭発表 |
"Heterogeneous Bodies in Early Italian Comedy" | 単 | 2016年7月 | 国際シンポジウム「アヴァンギャルドの知覚」、東京外国語大学 | 口頭発表 |
「ピノッキオ、フレーゴリ、クレティネッティ―視覚文化の身体」 | 単 | 2016年11月 | 関西イタリア学研究会、立命館大学 | 口頭発表 |
「創造の戦略としての笑い―パラッツェスキ「反苦悩」を中心に」 | 単 | 2017年1月 | 日本笑い学会学術交流支部第1回研究会《文学と笑い》、キャンパスプラザ京都 | 口頭発表 |
「変容する身体の表象―視覚文化のなかのピノッキオ」 | 単 | 2017年10月 | 第65回イタリア学会、上智大学 | 口頭発表 |
"Zavattini e i media: dalla letteratura al cinema" | 単 | 2018年2月 | 国際シンポジウム"Noi si sta per il Novecento"、ローマ・ラ・サピエンツァ大学 | 口頭発表 |
"Pinocchio nella cultura visuale" | 単 | 2018年2月 | 国際シンポジウム"La via del sol levante. Il Giappone racconta l'Italia"、ダンテ・アリギエリ外国人大学 | 口頭発表 |
「イタリア映画の身体表象―1910年代を中心に」 | 単 | 2018年5月 | イタリア言語・文化研究会第153回例会、早稲田大学 | 口頭発表 |
"Sul corpo di Perelà. Riflessioni sull’immagine corporea in Aldo Palazzeschi" | 単 | 2019年6月 | 国際シンポジウム「一次資料を使ったイタリア文学研究日伊合同シンポジウム第二弾」、立命館大学 | 口頭発表 |
「〈ヴァラエティ・ショー宣言〉を読む―未来派映画の再評価のために」 | 単 | 2021年3月 | シンポジウム「イタリアにおけるモダンとアヴァンギャルドの相克I―未来派の宣言文を読む」、立命館大学 | 口頭発表 |
"Narrativa e immagini dell’anima. Grazia Deledda vista dal Giappone" | 単 | 2021年12月 | 国際シンポジウム"Attualità di Grazia Deledda a 150 anni dalla nascita"、Auditorium “Giovanni Lilliu” (Nuoro) | 口頭発表 |
作成した教科書
教科書名(対象講義名) | 単・共 | 年月 | 備考 |
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『イタリア文化 55のキーワード』 | 共 | 2015年 | ミネルヴァ書房 |
「入門者のためのイタリア語文法」 | 単 | 2015年4月~2016年3月 | NHK「テレビでイタリア語」テキスト連載 |
『どんどん話せるイタリア語 作文トレーニング』 | 単 | 2016年 | 三修社 |
「イタリア語文法マスター問題集」 | 単 | 2016年4月~2017年3月 | NHK「テレビでイタリア語」及び「旅するイタリア語」テキスト連載 |
「レオくんと学ぶ イタリア語はじめの一歩」 | 単 | 2021年10月~2022年3月 | NHK「旅するイタリア語」 |
資格・免許
資格・免許の名称 | 取得年月 | 発行者・登録番号 | 備考 |
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イタリア語検定 | 2012年12月 | 国際市民交流のためのイタリア語検定協会 | 1級 |
CILS | 2014年6月 | シエナ外国人大学 | Livello Quattro (C2) |
日本語教育能力検定 | 2015年12月 | 日本国際教育支援協会 |
所属学会名称
所属学会名称 |
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イタリア学会 |
日本笑い学会 |
所属学会役員歴等
所属学会及び役員名 | 期間(年月) | 備考 |
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イタリア学会評議員 | 2021年4月~ |
期間(年月) | 事項 | 備考 |
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2007年4月~2009年9月 | 西南学院大学非常勤講師 | |
2012年10月~2015年10月 | 東京外国語大学リサーチ・フェロー | |
2013年7月~2014年8月 | ボローニャ大学客員研究員 | |
2015年2月~2016年1月 | 九州大学留学コーディネーター | |
2016年4月~2019年3月 | 日本学術振興会特別研究員PD | |
2016年4月~2019年3月 | 西南学院大学非常勤講師 | |
2017年4月~2018年3月 | 立命館大学授業担当講師 | |
2019年4月~現在 | 名古屋外国語大学准教授 | |
2022年4月~現在 | 早稲田大学招聘研究員 |
受賞事項 | 年月 | 備考 |
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第一回音楽本大賞(個人賞) | 2023年7月 | 『あの音を求めて―モリコーネ、音楽・映画・人生を語る』 |
名称 | 題名 | 機関名(採択時) | 年度 | 備考 |
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若手研究 | 1920~40年代イタリアの映像メディアの利用とメディア横断的芸術に関する研究 | 日本学術振興会 | 令和2年度~令和5年度 |
主な担当科目名 対象学部・学科
担当科目名 | 対象学部・学科 |
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「イタリア語B」(初級) | 全学 |
「イタリア語B」(上級) | 全学 |
「映画論B」 | 全学 |
「ヨーロッパ文化B」 | 全学 |
「世界文学A」 | 全学 |
「世界の言語」 | 全学 |
「映画とメディア」 | 世界教養学部 |
「世界理解の方法」 | 世界教養学部 |
「世界の文学と文化」 | 世界教養学部 |
「世界の民族と宗教」 | 世界教養学部 |
「世界教養ゼミナール」 | 世界教養学部世界教養学科 |