教員の教育・研究活動報告
役職/職名 | 中国語学科長/教授 | 所属 | 外国語学部 中国語学科 |
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ふりがな | ふなこし さとし | 生年 | 1969年 |
学歴 | 広島大学文学部文学科中国語学中国文学専攻卒業(1993年) 広島大学大学院文学研究科博士課程前期中国語学中国文学専攻修了(1995年) 広島大学大学院文学研究科博士課程後期中国語学中国文学専攻修了(1999年) |
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学位 | 学士(文学)[広島大学] (1993年)、修士(文学)[広島大学] (1995年)、博士(文学)[広島大学] (1999年) | ||
研究分野 | 中国文学 | ||
研究テーマ |
『紅楼夢』 『児女英雄伝』 『拍案驚奇』 |
著書
題名 | 単・共 | 発行日 | 発行所名 | 備考 |
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『紅楼夢』成立の研究 | 単 | 2005.12 | 汲古書院 | |
『拍案驚奇訳注(第一冊) 唐賽児の乱始末記』 | 共 | 2003.3 | 汲古書院 | 訳注(共) |
『拍案驚奇訳注(第二冊)-不倫夫婦の因果応報-』 | 共 | 2006.6 | 汲古書院 | 訳注(共) |
周而復著『長城万里図2 長江―正義と勇気の大海へ(上)』 | 共 | 2002.3 | 晃洋書房 | 共訳 |
周而復著『長城万里図5 黎明(下)』 | 共 | 2010.5 | 三文舎 | 共訳 |
『拍案驚奇訳注(第三冊) -包公の証文裁き-』 | 共 | 2012.10 | 汲古書院 | 訳注(共) |
『囚われて』 | 共 | 2021.11 | 名古屋外国語大学出版会 | 共訳 |
『愛、もしくは別れの夜に』 | 共 | 2023.3 | 名古屋外国語大学出版会 | 共訳 |
(項目執筆) 『岩波世界人名大辞典』 |
共 | 2013.12 | 岩波書店 | 担当項目:「曹雪芹」「賈宝玉」「林黛玉」「薛宝釵」 |
(項目執筆) 『中国文化事典』 |
共 | 2017.4 | 丸善出版 | 担当項目:「紅楼夢―中国古典小説の最高峰」 |
学術論文
題名 | 単・共 | 発行・発表日 | 発行雑誌又は発行学会等の名称 | 備考 |
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『紅楼夢』形成に関する試論-「風月宝鑑」を中心にして- | 単 | 1995.6 | 『中国-社会と文化』第10号 | 査読有 |
夏金桂と賈迎春―『紅楼夢』成書の過程からみた一側面- | 単 | 1995.11 | 『集刊東洋学』第74号 | 査読有 |
紅楼夢恋愛譚考 | 単 | 1996.10 | 『日本中国学会報』第48集 | 査読有 |
『紅楼夢』貴族生活崩壊譚の展開-梨香院の女伶描写を中心にして- | 単 | 1997.3 | 藤原尚教授広島大学定年祝賀記念『中国学論集』(渓水社刊行) | 査読無し |
《红楼梦》成书试论 | 単 | 1997.2 | 《红楼》1997-1 | 査読有 中国語による論文 |
《石头记》脂砚斋评语浅探—以署名棠村和梅溪的批语为中心 | 単 | 1997.8 | ‘97北京国际红楼梦学术研讨会提交论文 | 査読無し 中国語による論文 |
『紅楼夢』成立問題研究史 | 単 | 1998.4 | 『中国学研究論集』 創刊号 | 査読有 |
薛宝琴論 | 単 | 1998.10 | 『中国学研究論集』第二号 | 査読有 |
王煕鳳の形象 | 単 | 1999.8 | 『岡村貞雄博士古稀記念中国学論集』(白帝社刊行) | 査読無し |
『紅楼夢』女性描写における二つの世界―晴雯の死の問題を中心にして― | 単 | 2000.10 | 『日本中国学会報』第52集 | 査読有 |
金陵十二釵考(上) | 単 | 2001.2 | 『名古屋外国語大学外国語学部紀要』第21号 | 査読無し |
金陵十二釵考(下) | 単 | 2001.8 | 『名古屋外国語大学外国語学部紀要』第22号 | 査読無し |
龍から鳳凰への筋道―『児女英雄伝』論― | 単 | 2002.10 | 『中国学研究論集』第九号 | 査読有 |
『紅楼夢』神仙世界に関する試論―警幻仙姑の訓戒を中心にして― | 単 | 2003.12 | 『中国学研究論集』第十二号 | 査読有 |
《红楼梦》成书之我见 | 単 | 2004.10 | 《纪念曹雪芹逝世240周年 2004扬州国际红楼梦学术研讨会论文集》文化艺术出版社 | 査読有 中国語による論文 |
《红楼梦》成书之研究 | 単 | 2004.11 | 《乐善斋本红楼梦翻译丛书刊行纪念国际学术大会“《红楼梦》的传播与翻译”发表论文集》 | 査読無し 中国語による論文 |
(作品解説) 『拍案驚奇』巻三十二 解説 |
単 | 2006.6 | 『拍案驚奇訳注(第二冊)-不倫夫婦の因果応報-』(汲古書院刊行) | 査読無し |
日本红学研究最新成果简介 | 単 | 2006.11 | 《红楼梦学刊》2006―6 | 査読有 中国語による論文 |
紅楼夢の成立 明治の文人の受容から | 単 | 2007.12 | 『アジア遊学』No105 | 査読無し |
试论《红楼梦》第12回在日本的早期传播及日本文人的影响 | 単 | 2008.9 | 《红楼梦学刊》2008―5 | 査読有 中国語による論文 |
《红楼梦》贵族生活崩溃故事的发展——以梨香院的女伶描写为中心 | 単 | 2009.7 | 《红楼梦学刊》2009―4 | 査読有 中国語による論文 |
巧姐の「忽大忽小」と林黛玉の死―『紅楼夢』後四十回の構想考― | 単 | 2009.10 | 『日本中国学会報』第61集 | 査読有 |
从王熙凤的形象多面性看《红楼梦》的成书过程 | 単 | 2010.11 | 《华西语文学刊》第3辑 | 査読有 中国語による論文 |
夏金桂与贾迎春——《风月宝鉴》考 | 単 | 2011.11 | 《红楼梦学刊》2011-6 | 査読有 中国語による論文 |
(講演録)紅楼夢の成立過程について | 単 | 2012.12 | 『名古屋大学中国語学文学論集』第24輯 | 査読無し |
從金陵十二釵的形象多面性看《紅樓夢》的成書過程:以賈探春、史湘雲、妙玉、李紈爲中心 | 単 | 2012.12 | 『中正漢學研究』2012年第二期(総第二十期) | 査読有 中国語による論文 |
『紅楼夢』後四十回における林黛玉の悪夢 | 単 | 2014.9 | 『中国中世文学研究』第63、64号合併号「森野繁夫博士追悼特集」 | 査読有 |
『紅楼夢』後四十回における賈宝玉の病と通霊宝玉―神瑛侍者来歴の改編を端緒として― | 単 | 2015.10 | 『富永一登先生退休記念論集中国古典テクストとの対話』研文出版 | |
最近十年 (2006-2016)日本紅學界動態 (附帶目錄) | 単 | 2017.1 | 『紅樓아리랑 』제3호(韓国紅楼夢研究会) | 依頼による論文 |
『紅楼夢』後四十回における「五児“復活”」と太虚幻境 | 単 | 2017.7 | 『東方学』第134輯 | 査読有 |
『紅楼夢』後四十回における「黛玉勧学」考 | 単 | 2022.2 | 『名古屋外国語大学論集』第10号 | |
『紅楼夢』後四十回における賈政像考 | 単 | 2024.3 | 『明清文学論集 その楽しさ その広がり』東方書店 |
学会発表等
題名 | 単・共 | 発行・発表日 | 発行学会等の名称 | 備考 |
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《石头记》脂砚斋评语浅探—以署名棠村和梅溪的批语为中心 | 単 | 1997.8 | ‘97北京国际红楼梦研讨会 於中国北京・北京饭店 |
中国語による口頭発表 |
《红楼梦》成书之我见 | 単 | 2004.10 | 纪念曹雪芹逝世240周年 2004扬州国际红楼梦学术研讨会 於中国扬州・扬州西园大酒店、扬州迎宾馆 |
中国語による口頭発表 |
《红楼梦》成书之研究 | 単 | 2004.11 | 乐善斋本红楼梦翻译丛书刊行纪念国际学术大会 “《红楼梦》的传播与翻译” 於韓国・鲜文大学校、高麗大学 | 中国語による口頭発表 |
日本红学研究最新成果简介 | 単 | 2006.8 | 2006大同国际红楼梦学术研讨会 於中国・大同市 | 中国語による口頭発表 |
试论《红楼梦》第12回在日本的早期传播及日本文人的影响 | 単 | 2008.7 | 第六届国际《红楼梦》学术研讨会 於マレーシア・クアラルンプール グランドミレニアムホテル |
中国語による口頭発表 |
《红楼梦》贵族生活崩溃故事的发展——以梨香院的女伶描写为中心 | 単 | 2009.7 | 2009国际红楼梦学术研讨会 於中国・山东省蓬莱市三仙山大酒店 |
中国語による口頭発表 |
夏金桂与贾迎春——《风月宝鉴》考 | 単 | 2011.10 | “《红楼梦》译介学”国际研讨会 於中国・成都市、西南交通大学外国语学院 |
中国語による口頭発表 |
紅楼夢の成立過程について | 単 | 2012.6 | 名古屋大学中国語学文学会第21回例会 於名古屋大学文学部 | 依頼による講演 |
從金陵十二釵的形象多面性看《紅樓夢》的成書過程——以賈探春、史湘雲、妙玉、李紈為中心 | 単 | 2012.11 | 「2012『近世意象與文化轉型』國際學術研討會」 於台湾・國立中正大學 | 中国語による口頭発表 |
資格・免許
資格・免許の名称 | 取得年月 | 発行者・登録番号 | 備考 |
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高等学校教諭一種免許状(国語) | 1993.3 | 広島県教育委員会 平4高1 第1494号 | |
高等学校教諭専修免許状(国語) | 1995.3 | 広島県教育委員会 平6高専 第228号 |
所属学会名称
所属学会名称 |
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日本中国学会、東方学会、中国社会文化学会、中国古典小説研究会、大阪大学中国文学会、中国文史哲研究会、 中国文学会、中国中世文学会、広島中国学学会、九州中国学会 |
期間(年月) | 事項 | 備考 |
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1999.4~2003.3 | 名古屋外国語大学外国語学部中国語学科講師 | |
2003.4~2015.3 | 名古屋外国語大学外国語学部中国語学科助教授(准教授) | |
2015.4~現在 | 名古屋外国語大学外国語学部中国語学科教授 |
受賞事項 | 年月 | 備考 |
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日本中国学会賞〔文学・語学部門〕 | 2010.10月 |
主な担当科目名 対象学部・学科
担当科目名 | 対象学部・学科 |
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中国語C-1・2、中国語D-1・2、中国研究ゼミナールD-1・2 | 外国語学部・中国語学科 |