教員の教育・研究活動報告
役職/職名 | 学長/ワールドリベラルアーツセンター長/出版会会長/教授 | ||
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ふりがな | かめやま いくお | 生年 | 1949年 |
学歴 | 東京外国語大学外国語学部ロシア語学科卒業(1972年) 東京外国語大学大学院外国語学研究科修士課程修了(1974年) 東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学(1977年) |
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学位 | 文学修士[1974年 東京外国語大学] | ||
研究分野 | ロシア文学・ロシア文化論 | ||
研究テーマ | ドストエフスキー研究、スターリン時代文化論 |
著書
題名 | 単・共 | 発行日 | 発行所名 | 備考 |
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『ドストエフスキーの現在』 | 共 | 1985 | JCA出版 | |
『甦えるフレーブニコフ』 | 単 | 1989.10 | 晶文社 | 2009.4 平凡社から『甦るフレーブニコフ』出版 |
チンギス・アイトマートフ 『チンギス・ハンの白い雲』 |
共 | 1991.4 | 潮出版社 | |
アレクサンドル・ドーリン 『約束の地の奴隷 終焉のソビエトから』 |
単 | 1991.12 | 中央公論社 | |
サイモン・カーリンスキー 『知られざるマリーナ・ツヴェターエワ』 |
単 | 1992.4 | 晶文社 | |
『終末と革命のロシア・ルネサンス』 | 単 | 1993.2 | 岩波書店 | 2009.5 岩波書店から増訂版出版 |
コンスタンチン・ケドロフ 『星の書物 東方的・詩的宇宙のヴィジョン』 |
共 | 1994.2 | 岩波書店 | |
『ロシア・アヴァンギャルド5 ポエジア 言葉の復活』 |
共 | 1995.8 | 国書刊行会 | |
『ロシア・アヴァンギャルド』 | 単 | 1996.6 | 岩波書店 | |
『ファシズムの想像力 歴史と記憶の比較文化論的研究』 |
共 | 1997.2 | 人文書院 | |
ユーリイ・ボーレフ 『スターリンという神話』 |
単 | 1997.2 | 岩波書店 | |
ソフィヤ・ヘーントワ 『驚くべきショスタコーヴィチ』 |
単 | 1997.3 | 筑摩書房 | |
アンドレイ・プラトーノフ 『土台穴』 |
単 | 1997.11 | 国書刊行会 | |
スヴェトラーナ・セミョーノヴァ 『フョードロフ伝』 |
共 | 1998.6 | 水声社 | |
『破滅のマヤコフスキー』 | 単 | 1998.9 | 筑摩書房 | |
ウラジーミル・ソローキン 『愛』 |
単 | 1999.1 | 国書刊行会 | |
『ワールド・ミステリー・ツアー』13<6> 東欧篇 |
共 | 1999.2 | 同朋舎 | |
『あまりにロシア的な。』 | 単 | 1999.11 | 青土社 | 2013.1 文藝春秋から出版 |
『詩女神の娘たち』 | 共 | 2000.2 | 未知谷 | |
『現代ロシア文化』 | 共 | 2000.3 | 国書刊行会 | |
ボリス・グロイス 『全体芸術様式スターリン』 |
共 | 2000.7 | 現代思潮新社 | |
『磔のロシア スターリンと芸術家たち』 | 単 | 2002.5 | 岩波書店 | 2010.11 岩波書店から出版 |
『熱狂とユーフォリア スターリン学のための序章』 |
単 | 2003.11 | 平凡社 | |
『モダニズムの越境』1-3 | 共 | 2004.4 | 人文書院 | |
『ドストエフスキー 父殺しの文学 』上下 | 単 | 2004.7 | NHK出版 | |
『「悪霊」神になりたかった男』 | 単 | 2005.6 | みすず書房 | |
ジョン・アードイン 『ゲルギエフとサンクトペテルブルグの奇蹟』 |
単 | 2005.12 | 音楽之友社 | |
『大審問官スターリン』 | 単 | 2006.1 | 小学館 | |
『翻訳家の仕事』 | 共 | 2006.12 | 岩波書店 | |
フョードル・ドストエフスキー 『カラマーゾフの兄弟』1-5 |
単 | 2006-2007 | 光文社(光文社古典新訳文庫) | |
『「カラマーゾフの兄弟」続編を空想する』 | 単 | 2007.9 | 光文社 | |
『ドストエフスキー 謎とちから』 | 単 | 2007.11 | 文藝春秋 | |
NHK知るを楽しむ この人この世界 『悲劇のロシア ドストエフスキーから ショスタコーヴィチへ』 |
単 | 2008.1 | NHK出版 | |
『ロシア 闇と魂の国家』 | 共 | 2008.4 | 文藝春秋 | |
NHKシリーズ NHKカルチャーアワー 文学の世界『新訳「カラマーゾフの兄弟」を 読む 「父殺し」の深層』 |
単 | 2008.9 | NHK出版 | |
『ドストエフスキー 共苦する力』 | 単 | 2009.4 | 東京外国語大学出版会 | |
『「罪と罰」ノート』 | 単 | 2009.5 | 平凡社 | |
フョードル・ドストエフスキー 『罪と罰』1-3 |
単 | 2009-2010 | 光文社(光文社古典新訳文庫) | |
『現代思想 臨時増刊号 総特集 ドストエフスキー』 |
共 | 2010.3 | 青土社 | |
『ドストエフスキーとの59の旅』 | 単 | 2010.6 | 日本経済新聞出版社 | |
『私たちが子どもだったころ、 世界は戦争だった』 |
共 | 2010.8 | 文藝春秋 | |
フョードル・ドストエフスキー『悪霊』1-3 | 単 | 2010-2011 | 光文社(光文社古典新訳文庫) | |
『チャイコフスキーがなぜか好き』 | 単 | 2012.2 | PHP研究所 | |
フョードル・ドストエフスキー 『悪霊 別巻「スタヴローギンの告白」異稿』 |
単 | 2012.2 | 光文社(光文社古典新訳文庫) | |
『ドストエフスキー「悪霊」の衝撃』 | 共 | 2012.4 | 光文社 | |
『村上春樹の読みかた』 | 共 | 2012.7 | 平凡社 | |
『謎解き「悪霊」』 | 単 | 2012.8 | 新潮社 | |
フョードル・ドストエフスキー 『新訳 地下室の記録』 |
単 | 2013.3 | 集英社 | |
『偏愛記 ドストエフスキーをめぐる旅』 | 単 | 2013.5 |
新潮社 | |
100分de名著『ドストエフスキー「罪と罰」 切り離された者たちへ』 |
共 | 2013.11 | NHK出版 | |
『そうか、君はカラマーゾフを読んだのか。 仕事も人生も成功するドストエフスキー66のメッセージ』 |
単 | 2014.12 | 小学館 | |
『新カラマーゾフの兄弟』上下 | 単 | 2015.11 | 河出書房新社 | |
『世界が終わる夢を見る』 | 単 | 2015.12 | 名古屋外国語大学出版会 | |
フョードル・ドストエフスキー『白痴』1-4 | 単 | 2015-2018 | 光文社(光文社古典新訳文庫) | |
『ゴルバチョフに会いに行く』 | 単 | 2016.6 | 集英社 | |
『ロシア革命100年の謎』 | 共 | 2017.10 | 河出書房新社 | |
『ショスタコーヴィチ 引き裂かれた栄光』 | 単 | 2018.3 | 岩波書店 | |
ソロモン・ヴォルコフ 『ショスタコーヴィチとスターリン』 |
共 | 2018.4 | 慶應義塾大学出版会 | |
『悪魔にもらった眼鏡 欧米・ロシア編』 | 共 | 2019.5 | 名古屋外国語大学出版会 | |
『万葉集の詩性(ポエジー) 令和時代の心を読む』 |
共 | 2019.7 | KADOKAWA | |
フョードル・ドストエフスキー『賭博者』 | 単 | 2019.12 | 光文社(光文社古典新訳文庫) | |
『ドストエフスキー 黒い言葉』 | 単 | 2021.7 | 集英社 | |
フョードル・ドストエフスキー『未成年』 | 単 | 2021-2023 | 光文社(光文社古典新訳文庫) | |
『ドストエフスキーとの旅』 | 単 | 2021.10 | 岩波現代文庫 | |
『ドストエフスキー 表象とカタストロフィ』 | 共 | 2021.11 | 名古屋外国語大学出版会 | |
『総特集ドストエフスキー 生誕二〇〇年 現代思想』 | 共 | 2021.12 | 青土社 | |
『人生百年の教養』 | 単 | 2022.4 | 講談社 | |
『愛、もしくは別れの夜に』 | 共 | 2023.3 | 名古屋外国語大学出版会 |
学術論文
題名 | 単・共 | 発行・発表日 | 発行雑誌又は発行学会等の名称 | 備考 |
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Боги, Числа, Революция -- Поэтический мир Велимира Хлебникова (2) | 単 | 2004 | Slavic culture studies , No.3 | |
Murder of the Dictator -- World of Bulgakov’s Batum | 単 | 2005 | Slavic culture studies , No.5 | |
Muse of Fear : Mandelstam's ode to Stalin | 単 | 2006 | Slavic culture studies , No.6 | |
Looking at Fanaticism : Why was Gorky murdered? | 単 | 2009 | Slavic culture studies , No.8 |
作成した教科書
教科書名(対象講義名) | 単・共 | 年月 | 備考 |
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NHKスタンダード49 ロシア語 | 単 | 2000.2 | |
NHKスタンダード49 ロシア語(普及版) | 単 | 2008.10 |
所属学会名称
所属学会名称 |
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日本ロシア文学会、日本文藝家協会、日本ペンクラブ、表象文化論学会 |
所属学会役員歴等
所属学会及び役員名 | 期間(年月) | 備考 |
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朝日賞選考委員 | 2008.4~2017.3 | |
日本学術会議連携会員 | 2008.10~現在 | |
科学技術・学術審議会学術分科会臨時委員 | 2013.2~2019.2 | |
光文文化財団理事 | 2013.4~現在 | |
FMインターウェーブ審議委員長 | 2014.4~2015.3 | |
県立高等学校将来ビジョン検討会議委員 | 2014.6~2015.3 | |
日本とロシアの友好親善を進める愛知の会名誉顧問 | 2014.7~現在 | |
中央教育審議会委員 | 2015.2~現在 | |
Bunkamuraドゥマゴ文学賞選考委員 | 2015.7~2016.7 | |
東洋文庫ミュージアム諮問委員 | 2016.4~現在 | |
公益財団法人読売日本交響楽団理事 | 2016.6~現在 | |
国立大学法人岡山大学経営協議会委員 | 2017.4~現在 | |
第1回大伴家持文学賞選考委員 | 2017.7~2018.7 | |
「ロシアにおける日本年」/「日本におけるロシア年」 日本側組織委員会委員 |
2017.7~2019.6 | |
天理大学外部評価委員会委員 | 2018.2~現在 | |
第4回現代日本文学の翻訳・普及事業翻訳コンクールロシア語部門審査委員 | 2018.6~現在 | |
表象文化論学会学会賞選考委員 | 2019.4~現在 | |
第2回大伴家持文学賞選考委員 | 2019.7~現在 |
期間(年月) | 事項 | 備考 |
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1977.4~1978.3 | 日本学術振興会奨励研究員 | |
1978.4~1987.3 | 天理大学 助手・講師・助教授 | |
1987.4~1990.3 | 同志社大学 助教授 | |
1990.4~1993.3 | 東京外国語大学 助教授 | |
1993.4~2007.8 | 東京外国語大学 教授 | |
2007.9~2013.3 | 東京外国語大学 学長 | |
2013.4~現在 | 名古屋外国語大学 学長 |
受賞事項 | 年月 | 備考 |
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第8回木村彰一賞 | 1998.10 | 木村彰一賞運営委員会 『破滅のマヤコフスキー』(筑摩書房) |
第29回大佛次郎賞 | 2002.12 | 朝日新聞社 『磔のロシア―スターリンと芸術家たち』(岩波書店) |
第61回毎日出版文化賞特別賞 | 2007.11 | 毎日新聞社 フョードル・ドストエフスキー著『カラマーゾフの兄弟』(全5巻、光文社)(翻訳) |
プーシキン賞 | 2008.11 | プーシキン・メダル |
第64回読売文学賞研究・翻訳賞 | 2013.2 | 読売新聞社 『謎とき「悪霊」』(新潮社) |
ドストエフスキーの星勲章 | 2021.12 | ロシア大使館にて授賞 |
名称 | 題名 | 機関名(採択時) | 年度 | 備考 |
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基盤研究(B) | ソヴィエト全体主義における文化と政治権力の相克および共生に関する超域・横断的研究 | 東京外国語大学 | 平成17-19年度 | |
基盤研究(B) | ソ連及び旧共産圏の文化におけるスターリン批判と雪解けに関する超域横断的研究 | 東京外国語大学 | 平成20-22年度 | |
基盤研究(A) | ポスト・グローバル時代から見たソ連崩壊の文化史的意味に関する超域横断的研究 | 名古屋外国語大学 | 平成23-26年度 | |
基盤研究(B) | カタストロフィの想像力:ドストエフスキー文学の現代的意味とその世界展開 | 名古屋外国語大学 | 平成29-31年度 | |
基盤研究(B) | 危機と再生のヴィジョン:ドストエフスキー文学の世界性をめぐる超域研究 | 名古屋外国語大学 | 令和2-4年度 |