第1節 大学・学部等における施設・設備等
(5)キャンパス・アメニティの形成・支援
日進キャンパスは、名古屋市東部郊外の丘陵地を開発して造成された。その際、樹木をなるべく残すとともに、キャンパス通路の両側に、桜、つつじ、さつき等を配置し、各所に花みずき、つばき、もくれん、ゆきやなぎ、さるすべりなどを計画的に植樹した。そのため、豊かな緑の中で四季折々に美しい花々を咲かせ、キャンパスに彩りを添えている。すべての校舎は、白色を基調とし建物の高さを揃えている。通路以外の広場は、平成15年に改修工事が行われ、芝生と薄茶色の色模様のインターロックで舗装されている。このように日進キャンパスは緑と白と薄茶色がほどよく調和し、快適な学習環境を作り出している。木陰には大学後援会の寄贈によるテーブルとベンチが随所に置かれ、学生の憩いの場を提供している。平成15年度に入学した学生は、異口同音に「キャンパスは緑が多く、建物も新しく白を基調としたモダンなもので、最適な環境である。」と感嘆の声を上げている。
校舎は、全館冷暖房完備である。授業は、真夏でも真冬でも快適な温度の中で行われる。清掃も3業者と契約し、毎日、建物内外の清掃が行われ、キャンパスの美観が保たれている。
また、平成14年度から、校舎の一部に密閉式の喫煙コーナー2ヶ所を設けて建物内を全館禁煙にした。学生も比較的によく協力し、校舎内での煙害はほぼ解消された。ただし、校舎外での喫煙は認めているので、キャンパス全体の禁煙が今後の課題である。
キャンパスの警備については、地域のシルバーセンターから常時5名の警備員を採用して、キャンパスの安全と防犯の確保に努めている。
キャンパス内の空調、防火、電気、給排水等の諸施設についても法人施設課が管理し、年2回定期的に保守・点検を行い、遺漏なく維持管理が行われている。ただし、給水については設備が老朽化し、時々断水することがあり、新しい設備に切り替えるよう計画中である。
警備員の採用及び警備は、外大事務局と法人施設課が協力して担当している。
以上の通り学内の環境保全は、適切に行われていると考える。
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