自己点検・評価

自己点検・評価インデックス>> 第10章第1節(1)教授会

管理運営

目標:自主・自律を基本に大学運営全般を見直し柔軟な大学運営体制を整備する。

目標を達成するための措置
  1. 学長を補佐して大学全体の戦略的企画・執行・評価を行う組織運営体制を整備する。
  2. 大学の活動全般に対するユーザー・ニーズ満足指標を定期的に収集し今後の活動に適
  3. 切に反映させる。

第1節 大学・学部の管理運営

(1)教授会

 名古屋外国語大学学則第39条で学部に教授会を置くと定められている。学則上は、「教授会は、教授をもって組織する。教授会には、必要に応じて助教授及び講師を加えることができる。」とされているが、実際には、両学部とも教授会は、講師以上の教員で組織されている。ただし、人事教授会は、いずれも教授のみで組織される。審議事項は、学部に関する次の事項である。
  1. 教授、助教授、講師及び助手の選考に関する事項
  2. 学生の入学、休学、退学、留学、転学、除籍、復学、及び再入学に関する事項
  3. 学生の試験、課程の修了及び卒業に関する事項
  4. 教育課程及び卒業に関する事項
  5. 学則及び諸規則の制定改廃に関する事項
  6. 学生の補導、厚生、賞罰に関する事項
  7. その他学部の学術研究及び運営に関する事項
 以上のとおり、各学部の教員人事、学生の身分に関する事項、教育課程、教務事項、学生の厚生補導及びその他学部の管理運営に関する事項は、すべて当該学部の教授会が権限を有する。

 教授会は、学部長が招集し、構成員の3分の2以上の出席により成立し、議事は、出席者の過半数によって決定される。ただし、教員の採用、昇任等を審議する人事教授会については、教授の3分の2以上の出席により成立し、議事は、出席者の3分の2以上によって決定される。
 以上のとおり、教授会の権限は、規程に則って十分尊重され、適切に運営されていると考えられる。

 教授会と学部長との連携協力関係は、学部長が教授会に議題を提案する場合、事前に学部運営委員会等で十分に議論を尽くしているので、おおむね良好である。

 また、全学的な審議機関である評議会には、外国語学部からは学部長、学科長等7名の教授が、国際経営学部からは学部長ほか6名の教授が出席し、評議会での審議に加わり、この会議で決定された事項は教授会に伝えられる。他方、教育課程、教員人事その他学部に関わる事項は教授会で決定し、必要に応じて評議会に報告される。このように、両者の役割分担は明確になっており、適切に運営されていると考えられる。