目標:学内施設の利用を住民に開放するとともに、学術の成果を普及させることにより、地域文化の振興に寄与する。
目標を達成するための措置:
- 図書館の利用を地域の住民に開放する。
- 地域の英語教員の教育能力向上を支援する。
- 地域の国際交流に貢献する。
第1節 図書館の開放
(1) 日進市民への図書館開放
今日の大学に期待される地域社会への貢献の一環として、中西学園中央図書館は本年5月から日進市民への利用の開放を実施した。日進市としては、市内7大学との大学交流事業を推進していたところであり、当館の措置はその第1弾として高く評価されている。
図書館開放の内容は、利用資格を20歳以上の市内在住者とし、利用の範囲は、差し当たって閲覧と資料の複写に限っている。将来的には利用カードを発行して貸出しも行うようにするなど、サービスの向上充実を図ることが望まれるのであるが、そのためには資料の充実をはじめサービス体制の確立が必要とされるであろう。
なお、近隣の市町村等一般住民の生涯学習への要求にも応えるべく、今後図書館開放の範囲、程度については漸次検討して行かねばならないと考えられる。
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