第2節 大学院学生の学生生活への配慮
(1)経済的支援
本大学院では、本学独自の奨学金制度を設け大学院学生の経済的援助を行っている。
1)大学院奨学金
奨学金の額及び採用数は、各期(半年)、学年ごとに次のとおりである。
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奨学金の額 |
採用人員 |
選考基準 |
給付奨学金 |
授業料の1/2額 |
2名 |
学業成績、
経済的困窮度 |
貸与奨学金
(無利子)
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業料の全授額 |
2名 |
利息補給奨学金 |
教育ローンの年利息
の1/2の額
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3名 |
採用は、在学期間中2回(後期課程学生は4回)に限るものとする。
給付奨学金は毎期多くの申請者があり、選考に苦慮している。学業成績ではあまり差がなく、経済的困窮度も個々の学生により事情が異なるためである。出来るだけ公平で客観的な選考基準を確立する必要がある。貸与奨学金の申請者はごく少数である。利子補給奨学金の申請者はこれまでのところいない。
2)大学院私費外国人留学生奨学金
奨学金の給付額及び給付者(奨学生)は、次のとおりである。
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奨学金の給付額 |
奨学生数 |
MC1学年1期 |
入学金及び授業料の合計の1/2の額
ただし、入学金免除の場合はこれを除く
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若干名 |
MC1学年2期以降 |
授業料の1/2の額 |
若干名 |
DC1学年1期 |
入学金及び授業料の合計の1/2の額
ただし、入学金免除の場合はこれを除く
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若干名 |
DC1学年2期以降 |
授業料の1/2の額 |
若干名 |
採用は、在学期間中2回(後期課程学生は4回)に限るものとする。
奨学生数は若干名であるが、留学生数そのものが少ないこともあり、現在のところ申請者は全員採用されている。
3)大学院私費外国人留学生の授業料減免
授業料免除の額は、学費のうち授業料の30%に相当する額。
申請者は2)の留学生奨学金とペアーで申請しており、これまでは、全員が採用されている。従って、2)の奨学金の額は、30%を差し引いた額の1/2となっている。 |