自己点検・評価

自己点検・評価インデックス>> 第4章第1節 (6)退学者の状況

学生の受け入れ

第1節 大学における学生の受け入れ

(6)退学者の状況

 平成12年度〜平成14年度の退学者の状況は次表のとおりである。

外国語学部
区   分 12年度 13年度 14年度
年度当初の在学者(A) 1981 2203 2437
年度中の退学者(B) 57 54 62
A/B(%) 2.9 2.5 2.5
退


進路変更(再受験を含む) 26 31 30
留学 9 4 9
病気療養 4 5 4
学習意欲喪失 4 2 6
経済的理由 3 3 6
除籍 5 5 3
その他 6 4 4

国際経営学部
区   分 12年度 13年度 14年度
年度当初の在学者(A) 1009 1015 1012
年度中の退学者(B) 29 19 18
A/B(%) 2.9 1.9 1.8
退


進路変更(再受験を含む) 16 9 11
留学 1 0 0
病気療養 0 1 0
学習意欲喪失 4 4 0
経済的理由 5 2 4
除籍 1 0 2
その他 2 3 1

 退学者は、学部毎或いは年度毎に若干増減があるが全体としては2.5%前後に止まっており特に高い数字とはいえないと考える。しかし、両学部とも退学者の半数が進路変更を理由としていることはやはり問題である。一つの理由として考えられることは、本学では入学者の学力を一定のレベルに保つため、入試において一部の受験生を第2志望或いは第3志望の学科に合格させていることである。それらの学生の中にはあくまでも第1志望の学部・学科に入るため、退学して再度挑戦という者がいることも事実である。いずれにしてもどの学科に入っても充実した勉学が出来るという環境を整える必要がある。そのために、現在、学習支援センターの設置を検討中である。外国語学部には留学を理由として退学する者がいる。本学は、留学制度が整ってはいるが、まだ学生の多様な要求に応じきれていない面がある。学生の要望に沿うよう留学制度の一層の充実に努めたい。学習意欲の喪失を防ぐためには、学生相談室の充実が求められるが、これについても現に本学学生部において検討が進められている。両学部とも経済的理由で退学或いは学費未納により除籍され者が毎年何人かいる。これらの学生を支援するため、本学の奨学制度の見直しが行われている。