第2節 国際経営学部
(10)開設授業科目における専・兼比率等
2003年度1期授業科目の専任教員と兼任教員の授業担当比率は次の通りである。
国-別表7 大学全体における専任教員・兼任教員の授業担当比率(2003年度1期)
授業担当 |
科目数(コマ数) |
割合(%) |
専任教員 |
628 |
48.4% |
兼任教員 |
669 |
51.6% |
計 |
1297 |
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国-別表8 国際経営学部における専任教員・兼任教員の授業担当比率(2003年度1期)
授業担当 |
科目数(コマ数) |
割合(%) |
専任教員 |
179 |
60.3% |
兼任教員 |
118 |
39.7% |
計 |
297 |
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大学全体を見ると専任教員担当科目の割合は48.1%であるが、国際経営学部では、その比率は60.2%と高くなっている。国際経営学部では講義科目の比率が高いこと、ゼミナール科目はすべて専任教員が担当することになっていることからこの比率になっている。専門科目でも英語科目はしかしどうしても兼任教員に頼る部分がある。1・2年次のCEは統合科目であるため、専任教員との連絡を密にしなければならないという特殊性を有している。そのため特に年度初めには兼任教員と専任教員のミーティングの場を設け、意思の疎通を図っている。またCEは6科目からなっているが、それぞれに専任教員のコーディネーターを置き、授業内容の統一性を図っている。
新設される現代国際学部では、1・2年次の英語教育はCE型の統合科目としてではなく、各科目は独立し、クラスの担当教員がそれぞれ学生の成績評価を行うことになるが、しかし、兼任教員との意思疎通の必要性は減じるわけではない。学部の教育方針を兼任教員にも徹底するため、いっそうの意思疎通が必要になるであろう。
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