自己点検・評価

自己点検・評価インデックス>> 第3章第1節 (3)授業形態と単位の関係

教育研究の内容・方法と条件整備

第1節 外国語学部

(3)授業形態と単位の関係

 本学では1学年を2学期に分割して授業を行うセメスター制を採用している。1セメスター(半年間)の授業期間は15週を基準とし、科目の多くは1セメスターで修了し、それに対して授業の履修形態により単位を認定している。
なお、本学の授業時間は、通常90分であるが、これを2時間として計算している。
  • 講義及び演習:15時間から30時間までの授業をもって1単位とする。
  • 実験・実習 :30時間から45時間までの授業をもって1単位とする。
 講義科目については、教室内における1時間の講義に対して、教室外における2時間の準備のための学習を必要とするものとし、15時間の講義をもって1単位とする。演習科目については、教室内における2時間の演習に対して、教室外における1時間の準備のための学習を必要とするものとし、30時間の演習をもって1単位とする。講義科目は、共通科目(1〜4年次)、情報処理(1〜4年次)、体育(1・2年次)、専門ゼミ(3・4年次)、専攻語学(3・4年次)、副専攻語学(3・4年次)、専攻文化(1・2年次)、専攻語学研究(3・4年次)であり、演習科目は、専攻語学(1・2年次)、副専攻語学(1・2年次)である。

 講義科目及び演習科目共々、大学設置基準第21条に定められている最大限の時間数を確保しており、単位数もそれに基づく単位数に設定されており、特に問題はない。

 但し、本学部の授業科目のうち、1・2年次開講の専攻語学及び副専攻語学は演習科目として1単位の授業時間は30時間、3・4年次開講の専攻語学及び副専攻語学は講義科目として1単位の授業時間は15時間となっている。これは、1・2年次開講科目と3・4年次開講科目とで、授業形態が若干異なることによるが、主に3・4年次開講科目では教室外での学習(予習・復習)をとりわけ重要視するという配慮を前提としているからである。しかし実際には、3・4年次開講科目のみならず1・2年次開講科目においても、教室外での予習・復習を重視し、絶えず語学能力を磨く努力が要求されていることを考慮すれば、これら両科目系列の開講年次による単位設定の違いについては、今後、慎重な議論・検討が必要となって来るであろう。

以上の他に、特殊な形態の授業科目がある。
  • 基礎ゼミ(基礎的な日本語運用能力の向上を目指す授業):1年次の必修科目で隔週に開講し1年間を通じて授業を行い、通年で2単位。
  • 情報処理I(パソコンの基本利用を身に付ける授業):1年次の必修科目で隔週に開講し1年間を通じて授業を行い、通年で2単位。
  • Power-up Tutorial:英米語学科開講1年次必修の専攻語学。学生3人に教員1名を配置する超少人数授業で45分授業(1時間として計算する)。
2学期(1年間)開講で2単位。
  • 海外研修:海外研修I(2週間以上の研修をもって2単位)と海外研修II(4週間以上の研修をもって4単位)とがある。
  • 卒業論文:4年次の選択科目。8単位。
これら特殊な形態の授業においても通常の授業の時間数とほぼ見合い、いずれも妥当と判断される。