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教育理念



真の国際人の育成を目指し、革新・発展の道を歩みつづける、本学の教育理念をご紹介します。

創立

名古屋外国語大学は、1988年中部地区で初めてとなる外国語大学として設立されました。「人間教育」と「実学」を建学の精神とし世界で活躍のできる人材の育成をめざし、外国語学部3学科(英米語学科、フランス語学科、中国語学科)の形でスタートしました。本学は、世界に開かれた大学としていち早く国際化をめざし、海外の大学との交流活動を活発に行うとともに語学と教養教育に力を入れて参りました。現在では、大学院、4学部9学科、留学生別科を擁する総合的な外国語大学として発展の道を歩み続けています。

国際化への取り組み

いま日本の社会が求めている優れている人材というのは、「グローバル化が激しく進む地球社会で活躍することのできる国際感覚の豊かな人材」です。この十数年間の日本の社会の実体の変化の激しさ(特に国際化に向けた変化の大きさ)は過去の数百年間の歴史にも匹敵するものです。私たちの目に飛び込んでくる文字表記だけを見てみても、カタカナ言葉や英語そのものがあふれており、広告や看板、新聞やテレビの画面に至るまで、外国語の、特に英語の影響の大きさをまざまざと見せつけています。 情報や通信の世界だけではありません。政治や経済の分野、はては着る物、食べる物の領域では外国への依存なしではわれわれの生活は成り立たなくなっています。日本社会の国際化は大きな都市だけではなく、地方の農村をも含め、地域の隅々に行きわたってきているのです。

国際人の条件

国際感覚の豊かな人材、しかも実践的能力を身につけた実力者を育て上げるということは容易なことではありません。外国語が多少理解できるといった程度の力では役に立ちません。外国人を相手に、説得ができ激励することもできるような能力が必要なのです。しかもその能力は、実は自分自身が持っている能力を限界いっぱいまで活用することから出来上がっています。自分に自信を持つことが重要で、そのためには自分の周囲の人たち、自分自身、そして自分自身のことばを大切にすることから出発しなければ足元のしっかりした本物の国際人とはなれません。もっともすぐれた日本人であること、もっとも信頼できる地域社会の人間であることが、本当の国際人になり得る条件なのです。
名古屋外国語大学の教育態勢の組み立ては、一人ひとりの学生を大切にし、身近な人たちにも信頼される真の国際人の育成を目指して、足もとから国際対応能力を育成するという理念に基づいて構築されています。