開催案内
2025年1月11日(土)、シンポジウム「複言語複文化主義と共生社会 ーことばの教育のめざすものー」を開催します。
「この社会には、言語によるコミュニケーションに何の不自由も感じない人もいれば、その高さ深さに日々格闘している人もいる。ある人にとっては当たり前の状況が、別の人にとってはきわめて特別なこととなる」
(『複数の言語で生きて死ぬ』より)
このシンポジウムでは、欧州評議会が「ヨーロッパ言語共通参照枠CEFR」(2001年)で提唱した複言語複文化主義という概念をベースに、3名のパネリストが「ことばの教育のめざすもの」について討論を展開します。
複数の言語と文化の交錯する共生社会におけることばの教育のあり方について、一緒に考えてみませんか。
「この社会には、言語によるコミュニケーションに何の不自由も感じない人もいれば、その高さ深さに日々格闘している人もいる。ある人にとっては当たり前の状況が、別の人にとってはきわめて特別なこととなる」
(『複数の言語で生きて死ぬ』より)
このシンポジウムでは、欧州評議会が「ヨーロッパ言語共通参照枠CEFR」(2001年)で提唱した複言語複文化主義という概念をベースに、3名のパネリストが「ことばの教育のめざすもの」について討論を展開します。
複数の言語と文化の交錯する共生社会におけることばの教育のあり方について、一緒に考えてみませんか。
イベント概要
タイトル | 複言語複文化主義と共生社会 ーことばの教育のめざすものー |
主催 | ワールドリベラルアーツセンター |
日時 | 2025年1月11日(土) 14:00~16:30 |
定員 | 80名(対面のみ) |
対象 | 一般、本学教職員、本学学生 |
会場 | 名古屋外国語大学 名駅キャンパス 多目的ラボ アクセスマップはこちら |
その他 | 参加無料、要申込、先着順 |
問い合わせ | 平日10:00~16:00 名古屋外国語大学ワールドリベラルアーツセンター Tel :0561-75-2164(直通) E-mail: wlac_gg★nufs.ac.jp (★を@に変えて送信してください) |
申込方法
準備の都合がありますので、事前のお申し込みをお願いいたします。
申し込みフォームに必要事項を入力、送信してください。
申込締切日:2025年1月6日(月)17:00まで
シンポジウム「複言語複文化主義と共生社会 ーことばの教育のめざすものー」参加申し込みフォーム
※応募者多数の場合は先着順とさせていただきます。
※定員になりましたら締切日前でも募集締切とさせていただきます。
申し込みフォームに必要事項を入力、送信してください。
申込締切日:2025年1月6日(月)17:00まで
シンポジウム「複言語複文化主義と共生社会 ーことばの教育のめざすものー」参加申し込みフォーム
※応募者多数の場合は先着順とさせていただきます。
※定員になりましたら締切日前でも募集締切とさせていただきます。
パネリスト
亀山郁夫(名古屋外国語大学学長)
名古屋外国語大学学長。世田谷文学館館長。日本芸術院会員。専門は、ロシア文学・文化論。平成14年に「磔のロシア」で大佛次郎賞、平成19年に翻訳「カラマーゾフの兄弟」で毎日出版文化賞特別賞及びプーシキン賞を受賞。平成24年には「謎解き『悪霊』」で読売文学賞受賞。令和6年には第十回日本ロシア文学会大賞を受賞した。その他、主な著書として「甦るフレーブニコフ」「ドストエフスキー 父殺しの文学」「熱狂とユーフォリア」「ショスタコーヴィチ 引き裂かれた栄光」等、また翻訳では、ドストエフスキー五大長編(「カラマーゾフの兄弟」「罪と罰」「悪霊」「白痴」「未成年」)が完成した。
山本冴里(山口大学国際総合科学部准教授)
1979年千葉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。同大学大学院博士後期課程修了、2012年博士(日本語教育学)取得。日本およびフランスの教育機関を経て、現職。専門は日本語教育学・複言語教育で、特に興味のある概念は「境界」と「周縁」。2018年日本言語政策学会「国会において、『日本語教育』は、なぜ、どのような文脈で養成されたのか?-2010年から2017年まで-」で発表賞受賞。著書に、『戦後の国家と日本語教育』(くろしお出版 2014)、『複数の言語で生きて死ぬ』(編著、くろしお出版 2022)、『世界中で言葉のかけらを:日本語教師の旅と記憶』(筑摩書房 2023)、訳書に『言語の多様性から複言語教育へ-ヨーロッパ言語教育政策策定ガイド』(くろしお出版 2016)がある。
細川英雄(早稲田大学名誉教授・八ヶ岳アカデメイア主宰)
1949年東京生まれ。早稲田大学第一文学部日本文学専攻卒。同大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学、2001年博士(教育学)。信州大学教育学部、金沢大学教養部、早稲田大学日本語研究教育センターを経て、同大学大学院日本語教育研究科教授、2013年選択定年制により早期退職、名誉教授となる。その後、言語文化教育研究所八ヶ岳アカデメイアを主宰する。1983-84年フランスINALCO日本語講師、1995-96年パリ大学交換研究員(この間、CEFRの革命的な変貌の議論に立ち会う)。1989年『パリの日本語教室から』でヨゼフ・ロゲンドルフ賞受賞。2003年日本語教育学会奨励賞、2021年文化庁長官表彰。近著に『対話をデザインする―伝わるとはどういうことか』(ちくま新書2019)、『自分の〈ことば〉をつくる—あなたにしか語れないことを表現する技術』(ディスカヴァー21)、『対話することばの市民—CEFRの思想から言語教育の未来へ』(ココ出版2022)など多数。
指定討論者
佐藤雄大
現代国際学部現代英語学科教授
司会
近藤有美
世界教養学部国際日本学科教授
WLACからのお知らせ
イベントの開催にあたって
・本イベントにおける写真撮影や録音はご遠慮いただきますよう、お願い申し上げます。
イベント中は記録用としてレコーディングを行います。
本学ウェブサイトやその他の刊行物に、写真が掲載されることがありますのでご了承ください。
イベント中は記録用としてレコーディングを行います。
本学ウェブサイトやその他の刊行物に、写真が掲載されることがありますのでご了承ください。