3月9日　WlacTALK 地球に触（ふ）れる PART IIを開催 しました。

　2024年３月９日の土曜日、名古屋外国語大学名駅キャンパスで、WlacTALKのイベントが開催されました。第３回目となる今回は、「地球に触（ふ）れる　PartII」と題して、ランチタイムを挟んだ午前と午後のワークショップと、締めくくりのレクチャーの三部形式で実施しました。近隣の高校からのご参加は、先生もふくめて38名。本学の留学生14名と学部生10名も加わり、活発な交流と学びの場になりました。
　午前の部は多目的ラボで10時半から、“Tounching the Earth: SDGs in our Hands”と題して、マージョリー・ドン・リズエロ先生のリードのもと、SDGsをテーマとするワークショップが行われました。留学生14名がそれぞれの出身地をベースに６つのアイランドを形成し、高校生のグループがそのアイランドを巡回しながら、SDGsの各項目に関連する社会問題について共に考え話し合いました。７つめのアイランドでは、デジタル地球儀「触（さわ）れる地球」を囲んで、参加者と学部生が実際に地球儀を動かしながら、環境問題の地図などを閲覧しました。
　ランチタイムは、城月雅大先生のコーディネートのもと、図書室「WLALi」にて、SDGs宣言をされている企業の社長の方からお話を伺いながら、守口漬を使った「体にやさしい」お弁当をいただきました。
午後のワークショップでは、ムーディ美穂先生のリードのもと、 “Enhancing English Communication Skills through Drama” と題し、身体を縦横に使ったワークショップが行われました。ハイタッチの応酬や小運動会さながらのウォーミングアップのあと、クライマックスの英語劇へと進み、高校生はペアを組んで、身近なテーマに基づくロールプレイに挑戦しました。リハーサル後の本番では留学生が各ペアに加わり、観客としてコメントを発表しました。
最後に、WLACセンター長の亀山先生による講演が行われました。世界の「いま」を深く考え、世界情勢から個人のありかたという哲学的なテーマにいたるまで、幅広い内容に思いを馳せる貴重な機会となりました。