開催案内
2022年11月30日(水)、講演会「翻訳と「外国語」教育ー英詩研究者の視点」を開催します。
詩とは何かを考える上で一番厄介なのは、詩が、ベンヤミンの翻訳論によってあぶりだされた、本質に向かい上昇する(aufheben)動きー本質に対する憧憬ーと、フロストの詩観に代表される細部へのこだわりーlocalなものへの愛着ーの両者に引き裂かれている点である。これは、詩の全体性と細部に対する、徹底的なこだわりの必然的結果なのであるが、このこだわりこそが、詩的表現の根本に横たわるものである。同様に、「外国語」教育においても、翻訳という行為を内在させる「外国語を学ぶ」という越境的行為によって、自国語における(あるいは、言語における)本質的なものと辺境的なものとがふるいにかけられ、その差異が自覚的に学ぶものに明示されることになる。
この観点から、高等教育における外国語教育のありようについて、異文化間能力の観点から、私見を披露したい。
詩とは何かを考える上で一番厄介なのは、詩が、ベンヤミンの翻訳論によってあぶりだされた、本質に向かい上昇する(aufheben)動きー本質に対する憧憬ーと、フロストの詩観に代表される細部へのこだわりーlocalなものへの愛着ーの両者に引き裂かれている点である。これは、詩の全体性と細部に対する、徹底的なこだわりの必然的結果なのであるが、このこだわりこそが、詩的表現の根本に横たわるものである。同様に、「外国語」教育においても、翻訳という行為を内在させる「外国語を学ぶ」という越境的行為によって、自国語における(あるいは、言語における)本質的なものと辺境的なものとがふるいにかけられ、その差異が自覚的に学ぶものに明示されることになる。
この観点から、高等教育における外国語教育のありようについて、異文化間能力の観点から、私見を披露したい。
イベント概要
タイトル | 講演会「翻訳と「外国語」教育ー英詩研究者の視点」 |
共催 | 英米語学科、ワールドリベラルアーツセンター |
対象 | どなたでも参加いただけます ※授業として参加する学生も申込必須です |
参加方法 | 対面・オンライン 同時配信 一般の方の参加はオンラインのみの募集となりますので、ご了承ください。 |
日時 | 2022年11月30日(水) 10:50~12:20 |
会場 | 名古屋外国語大学 名駅キャンパス ME11教室 アクセスマップはこちら |
講師 | 桂山 康司先生【京都大学大学院人間・環境学研究科教授】 |
その他 | 申込必須(定員120名:対面のみ、オンライン参加の場合は定員無し)、参加無料 |
問い合わせ | 名古屋外国語大学 英米語学科(平日 9:00~17:00) Tel :0561-75-2609(直通) |
申し込み方法
必ず、事前のお申し込みをお願いいたします。
申し込みフォームに必要事項を入力、送信してください。
2022.11.30 講演会「翻訳と「外国語」教育―英詩研究者の視点」参加申し込みフォーム
※Zoomの招待URLは11月28日(月)10時に、申込時ご入力いただいたメールアドレス宛に送付いたします。
申し込みフォームに必要事項を入力、送信してください。
2022.11.30 講演会「翻訳と「外国語」教育―英詩研究者の視点」参加申し込みフォーム
※Zoomの招待URLは11月28日(月)10時に、申込時ご入力いただいたメールアドレス宛に送付いたします。
講演者プロフィール
桂山 康司(かつらやま こうじ)
京都大学大学院文学研究科修士課程修了。京都大学教養部助教授を経て、現在、同大学大学院人間・環境学研究科教授。元日本ミルトン協会会長。アルビオン賞(京大英文学会)、ジェラード・マンリー・ホプキンズ賞(The Gerard Manley Hopkins Society, Ireland)受賞。
WLACからのお知らせ
対面参加(本学学生・教職員)の皆様へ
以下の点をご確認・ご理解いただいたうえでのご参加をお願い申し上げます。
□以下の事項に該当する場合は、参加をご遠慮ください。
・体調がよくない場合 (例:発熱・咳・咽頭痛などの症状がある場合)
・同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
・過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合
□マスクの着用をお願いします。(未着用の場合は入場いただけません)
□こまめな手洗い、アルコール等による手指消毒を実施してください。
□他の参加者、主催者スタッフ等との距離(できるだけ2mを目安に(最低1m))を確保してください。
□イベント中に大きな声で会話をしないでください。
□感染防止のために主催者が決めたその他の指示に従ってください。
□イベント終了後2週間以内に新型コロナウイルス感染症を発症した場合は、主催者に対して速やかに濃厚接触者の有無等について報告をしてください。
□以下の事項に該当する場合は、参加をご遠慮ください。
・体調がよくない場合 (例:発熱・咳・咽頭痛などの症状がある場合)
・同居家族や身近な知人に感染が疑われる方がいる場合
・過去14日以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域等への渡航又は当該在住者との濃厚接触がある場合
□マスクの着用をお願いします。(未着用の場合は入場いただけません)
□こまめな手洗い、アルコール等による手指消毒を実施してください。
□他の参加者、主催者スタッフ等との距離(できるだけ2mを目安に(最低1m))を確保してください。
□イベント中に大きな声で会話をしないでください。
□感染防止のために主催者が決めたその他の指示に従ってください。
□イベント終了後2週間以内に新型コロナウイルス感染症を発症した場合は、主催者に対して速やかに濃厚接触者の有無等について報告をしてください。
イベントの開催にあたって
・新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、開催方法を変更させていただく場合があります。
ご来場前に必ず英米語学科ホームページにて開催の有無をご確認ください。
・本イベントにおける写真撮影や録音はご遠慮いただきますよう、お願い申し上げます。
イベント中は記録用としてレコーディングを行います。
本学ウェブサイトやその他の刊行物に、写真が掲載されることがありますのでご了承ください。
・Zoomの利用方法に関するお問い合わせにつきましては、ご対応いたしかねます。
各自、事前に確認をしていただきますようお願いいたします。
ご来場前に必ず英米語学科ホームページにて開催の有無をご確認ください。
・本イベントにおける写真撮影や録音はご遠慮いただきますよう、お願い申し上げます。
イベント中は記録用としてレコーディングを行います。
本学ウェブサイトやその他の刊行物に、写真が掲載されることがありますのでご了承ください。
・Zoomの利用方法に関するお問い合わせにつきましては、ご対応いたしかねます。
各自、事前に確認をしていただきますようお願いいたします。