開催案内
2021年12月18日(土)、作家・詩人の多和田葉子氏をお招きして、シンポジウム「地球にちりばめられてーー多和田葉子の世界」(オンライン)を開催します。
詳細はイベント概要をご確認ください。
※応募者多数の場合は、先着順とさせていただきます。
詳細はイベント概要をご確認ください。
※応募者多数の場合は、先着順とさせていただきます。
Program
【ご挨拶】
エリス俊子
【記録映画】
「多和田葉子の旅する声の記録」ソン・ヘジョン(撮影・監督)
世界各地での多和田葉子氏のパフォーマンスの映像記録の紹介(30分)
【講演】
「文学は創作の立場から語れるか」多和田葉子
【ディスカッション】
討論参加者: 多和田葉子、ソン・ヘジョン、斎藤由美子
亀山郁夫、沼野充義、エリス俊子、白井史人
総合司会 白井史人
エリス俊子
【記録映画】
「多和田葉子の旅する声の記録」ソン・ヘジョン(撮影・監督)
世界各地での多和田葉子氏のパフォーマンスの映像記録の紹介(30分)
【講演】
「文学は創作の立場から語れるか」多和田葉子
【ディスカッション】
討論参加者: 多和田葉子、ソン・ヘジョン、斎藤由美子
亀山郁夫、沼野充義、エリス俊子、白井史人
総合司会 白井史人
イベント概要
タイトル | 地球にちりばめられてーー多和田葉子の世界 |
開 催 | 共催: 名古屋外国語大学世界教養学部 世界教養学科・国際日本学科 後援: 名古屋外国語大学ワールドリベラルアーツセンター |
対 象 | どなたでも参加できます(要申込・先着順) |
日 時 | 2021年12月18日(土) 17:00~19:15 |
定 員 | 200名(一般) |
開催方法 | オンライン(ウェビナー) 参加者には事前に招待URLを送付いたします。 |
ゲスト講師 | 多和田 葉子(ドイツよりオンラインで参加します) ソン・へジョン 齋藤 由美子 |
ディスカッション参加者 | 亀山郁夫 沼野充義 エリス俊子 白井史人 |
その他 | 参加無料 |
問合せ | 名古屋外国語大学 世界教養学科事務室 E-mail: sekyo_assistant_gg★nufs.ac.jp (★を@に変えて送信してください) |
申し込み方法
準備の都合がありますので、事前の申し込みをお願いいたします。
申し込みのフォームに必要事項をご入力・送信してください。
12月15日(水)15:00まで 申込締切を延長いたします
※応募者多数の場合は先着順とさせていただきます。
※定員になりましたら締切日前でも募集締切とさせていただきます。
2021.12.18 シンポジウム「地球にちりばめられてーー多和田葉子の世界」参加申し込みフォーム
申し込みのフォームに必要事項をご入力・送信してください。
12月15日(水)15:00まで 申込締切を延長いたします
※応募者多数の場合は先着順とさせていただきます。
※定員になりましたら締切日前でも募集締切とさせていただきます。
2021.12.18 シンポジウム「地球にちりばめられてーー多和田葉子の世界」参加申し込みフォーム
講演者プロフィール
多和田 葉子(たわだ ようこ)
作家・詩人。早稲田大学でロシア文学を専攻後、ドイツに渡る。ベルリン在住。ドイツ語と日本語の両方を使って、国と言語の境界を越えて自由に行き来する創作活動を続けて現在に至っている。著書は日本語、ドイツ語ともに20冊を超え、多くの外国語に翻訳されている。世界中で精力的に朗読活動を続け(音楽演奏とのコラボレーションを含む)、その回数はすでに700回を超えている。
多和田氏は数多くの賞によってその創作を高く評価されてきた。日本では1993年『犬婿入り』で芥川賞、2000年『ヒナギクのお茶の場合』で泉鏡花文学賞、2002年『容疑者の夜行列車』で谷崎潤一郎賞および伊藤整文学賞、2009年第2回早稲田大学坪内逍遥対象、2011年『雪の練習生』で野間文芸賞、2013年『雲をつかむ話』で読売文学賞・芸術選奨文部科学大臣賞、2018年国際交流基金賞、2020年朝日賞およびしし紫綬褒章を受章(章)。国際的には、1996年シャミッソー文学賞、2005年ゲーテ・メダル、2016年クライスト賞(以上ドイツ)、2018年『献灯使』の英訳が全米図書賞翻訳部門を受賞している。最新作は『地球にちりばめられて』(2018)、『星に仄めかされて』(2020)講談社、『太陽諸島』(現在『群像』に連載中)の長編三部作。
二ヶ国語で創作し、国境を越えて活動する多和田氏は、<エクソフォニー>(母語の外で書く)という新しい越境的な領域を切り拓いた。母語の内外で響く不思議な言葉の音楽に耳を澄まし、言語と言語の間に広がる未踏の沃野での冒険を楽しみながら、人間存在の不条理や可笑しさや恐怖の深みに我々を連れていってくれる。それは実験的でありながら、深く人間的な21世紀の文学である。
多和田氏は数多くの賞によってその創作を高く評価されてきた。日本では1993年『犬婿入り』で芥川賞、2000年『ヒナギクのお茶の場合』で泉鏡花文学賞、2002年『容疑者の夜行列車』で谷崎潤一郎賞および伊藤整文学賞、2009年第2回早稲田大学坪内逍遥対象、2011年『雪の練習生』で野間文芸賞、2013年『雲をつかむ話』で読売文学賞・芸術選奨文部科学大臣賞、2018年国際交流基金賞、2020年朝日賞およびしし紫綬褒章を受章(章)。国際的には、1996年シャミッソー文学賞、2005年ゲーテ・メダル、2016年クライスト賞(以上ドイツ)、2018年『献灯使』の英訳が全米図書賞翻訳部門を受賞している。最新作は『地球にちりばめられて』(2018)、『星に仄めかされて』(2020)講談社、『太陽諸島』(現在『群像』に連載中)の長編三部作。
二ヶ国語で創作し、国境を越えて活動する多和田氏は、<エクソフォニー>(母語の外で書く)という新しい越境的な領域を切り拓いた。母語の内外で響く不思議な言葉の音楽に耳を澄まし、言語と言語の間に広がる未踏の沃野での冒険を楽しみながら、人間存在の不条理や可笑しさや恐怖の深みに我々を連れていってくれる。それは実験的でありながら、深く人間的な21世紀の文学である。
ソン・ヘジョン(손혜정、 Son HyeJeong)
韓国出身。西京大學校哲学学士。東京大学大学院現代文芸論研究室博士課程満期退学。
多和田葉子を研究するために2010年来日、多和田葉子を追いかけて10年間10か国を回る。
現在、多和田葉子の声(朗読)の旅映画を製作中。早稲田大学招聘研究員。
多和田葉子を研究するために2010年来日、多和田葉子を追いかけて10年間10か国を回る。
現在、多和田葉子の声(朗読)の旅映画を製作中。早稲田大学招聘研究員。
齋藤 由美子(さいとう ゆみこ)
東京大学大学院博士課程満期退学(現代文芸論)、ベルリン工科大学博士課程修了。
博士論文 Die Sprachbewegung in Übersetzungen am Beispiel von Yoko Tawadas Texten (Stauffenburg社より近刊予定)。日本学術振興会特別研究員(PD)、津田塾大学非常勤講師。
博士論文 Die Sprachbewegung in Übersetzungen am Beispiel von Yoko Tawadas Texten (Stauffenburg社より近刊予定)。日本学術振興会特別研究員(PD)、津田塾大学非常勤講師。
WLACからのお知らせ
イベントの開催にあたって
・本イベントは、リアルタイム配信でのみで行われます。
※講演後の記録映像の配信は行いません。
・本イベントにおける写真撮影や録音はご遠慮いただきますよう、お願い申し上げます。
イベント中は記録用としてレコーディングを行います。
本学ウェブサイトやその他の刊行物に、写真が掲載されることがありますのでご了承ください。
・ウェビナーの利用方法に関するお問い合わせにつきましては、ご対応いたしかねます。
各自、事前に確認をしていただきますようお願いいたします。
・準備の関係上、イベント当日の電話対応はいたしかねます。ご了承いただけますと幸いです。
※講演後の記録映像の配信は行いません。
・本イベントにおける写真撮影や録音はご遠慮いただきますよう、お願い申し上げます。
イベント中は記録用としてレコーディングを行います。
本学ウェブサイトやその他の刊行物に、写真が掲載されることがありますのでご了承ください。
・ウェビナーの利用方法に関するお問い合わせにつきましては、ご対応いたしかねます。
各自、事前に確認をしていただきますようお願いいたします。
・準備の関係上、イベント当日の電話対応はいたしかねます。ご了承いただけますと幸いです。