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10月25日 講演会「中国の改革開放の原点と日本の協力」を開催しました



開催のご報告

10月25日、外国語学部中国語学科主催、東海日中関係学会共催、東海日中貿易センターとワールドリベラルアーツセンター(WLAC)との後援で特別講演会が開催されました。
1978年10月に日中平和友好条約の批准のために初訪日した中国の最高実力者鄧小平氏に同行取材した張雲方・元人民日報日本特派員(北京在住)=3限目講演=と、中国の経済発展の原動力となった上海宝山製鉄所プロジェクトに取り組んだ小田川圭甫・元新日本製鉄担当者=4限目講演=のお二人が講演しました。お二人は今春、NHK-BS特別番組「中国の改革開放を支えた日本人」で貴重な証言・コメントを述べたキーパーソンです。
兪暁軍・中国語学科長が開会あいさつを行い、川村範行・外国語学部特任教授がコーディネータ-を務めました。講演後に質疑応答の後、真家陽一・中国語学科教授がコメントを述べました。
学生・一般合わせて、3限目96名、4限目82名の延べ178名が熱心に聴講しました。

講演要旨は次の通りです。

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張 雲方
(元人民日報日本特派員)

小田川 圭甫
(元上海宝山製鉄所 プロジェクト等担当)

会場の様子

開催案内

2019年10月25日(金)13:20~16:30、本学2号館241教室にて、元人民日報日本特派員 張 雲方氏、元上海宝山製鉄所 プロジェクト等担当 小田川 圭甫氏をお招きし、特別講演会「中国の改革開放の原点と日本の協力」を開催します。
中国が世界第二位の経済大国に発展したのは、最高実力者の鄧小平が推進した改革開放政策40年の成果です。
中国の改革開放の原点に携わった張雲方先生(北京在住)と小田川圭甫先生を招いて講演会を開催します。お二人は今春、NHK-BS特別番組「中国の改革開放を支えた日本人」で貴重な証言・コメントを述べたキーパーソンです。
鄧小平が日本の戦後復興・経済成長を改革開放の手本とし、日本もODA(政府開発援助)や巨大経済プロジェクトなどで中国の経済発展を支援してきたことが、講演で具体的に明らかになります。
中国の経済発展と日本人との切っても切れない関係を知る好機です。

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イベント概要

タイトル 中国の改革開放の原点と日本の協力
開 催 主 催: 中国語学科
共 催: 東海日中関係学会
後 援: 名古屋外国語大学ワールドリベラルアーツセンター
     東海日中貿易センター
日 時 講演会: 2019年10月25日(金) 13:20~16:30
ゲスト 張 雲方(元人民日報日本特派員)、小田川 圭甫(元上海宝山製鉄所 プロジェクト等担当)
会 場 名 称: 名古屋外国語大学 2号館241教室
所在地: 〒470-0197 愛知県日進市岩崎町竹ノ山57
会場へのアクセスについて
申 込 当日参加も可能ですが、準備の都合がありますので、事前のお申し込みをお願いいたします。
申込みのフォームに必要事項をご入力・送信してください。
2019年10月25日 特別講演会「中国の改革開放の原点と日本の協力」参加申込フォーム
対 象 どなたでも参加できます
その他 参加無料
問合せ 名古屋外国語大学 中国語学科
Tel:0561-75-2631(直通)

当日のタイムスケジュール

時間 講演者 演題
① 13:20~14:45 張 雲方 鄧小平と中国の改革開放
② 15:05~16:30 小田川 圭甫 上海/宝山プロジェクト、北京/長富宮プロジェクトへの参画
*上記タイムスケジュールは予定です。
開会挨拶
兪 暁軍 / 名古屋外国語大学 外国語学部 中国語学科長
コーディネーター 川村 範行 / 名古屋外国語大学 外国語学部 特任教授(東海日中関係学会会長)
コメンテーター 真家 陽一 / 名古屋外国語大学 外国語学部 中国語学科教授

講演者紹介

張 雲方(Zhang Yunfang)

1944年中国生まれ。1968年大学卒業。1971年まで文化大革命のため下放(農村労働)。
その後、人民日報社国際部記者、1974年~1980年人民日報社日本特派員、鄧小平副総理初訪日(1978年)に同行取材。その後、人民日報社編集(東アジア担当)などを経て、1985年から中国国務院中日経済交流会事務局長、国務院発展研究センター局長を歴任。中国徐福会名誉会長・前会長、中国中日関係史学会元副会長、中日経済学会元副会長、中日友好協会理事。著書に『向坂正男』ほか多数。

小田川 圭甫(おだがわ けいすけ)

1939年東京生まれ。1962年東京大学法学部卒業。1962年富士製鐵(新日本製鐵、日本製鉄の前身)入社、人事・労務・企画などに従事。1972年~1975年経済企画庁派遣。
1978年~1988年新日鉄の責任者として日中共同巨大プロジェクト上海宝山製鉄所建設に携わったほか、1991年~1993年北京長富宮プロジェクト、1993年~1997年ブラジル・カラジャス鉄鉱山開発プロジェクトなどに従事。1997年~2010年愛知大学に奉職。著書に『海外職業訓練ハンドブック』ほか。