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2月9日 シンポジウム「これからの英語教育」を開催しました



 2019年2月9日(土)13:00より、本学7号館701教室にて、外国語学部 英米語学科・英語教育学科主催シンポジウム「これからの英語教育」を開催しました。

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開催案内

我が国の英語教育は理念と現実が大きく乖離している。聞く・話す・読む・書く四技能の総合能力を育成すると謳いつつも、教育がそれに追いついていけない。とりわけ話す能力が際立って劣るところから、英語教育に対する批判は繰り返されるばかりである。現在、議論の渦中にある大学入試改革は、論点が散漫になってはいるが、本来の目的は、過度な読み中心の教育から四技能総合教育へと転換を図り、高校から大学へと連続的に発展させていくことにある。高大連携という外国語教育改革のうねりの中で、これからの英語教育を刷新するために何をなすべきか考えてみたい。

 どなたでもご参加いただけます。ぜひご参加ください。

概要

タイトル これからの英語教育
司会・総論 浅川 照夫 (名古屋外国語大学教授・東北大学名誉教授)
報 告 田地野 彰 (名古屋外国語大学教授・京都大学名誉教授)
太田 光春 (名古屋外国語大学教授・元文部科学省初等中等教育局視学官)
金丸 敏幸 (京都大学准教授)
岡田 毅  (東北大学教授)
開 催 主 催: 名古屋外国語大学 外国語学部 英米語学科・英語教育学科
後 援: ワールドリベラルアーツセンター、創立30周年記念事業委員会
日 時 2019年2月9日(土)13:00〜16:40
会 場 名 称: 名古屋外国語大学 7号館 701教室
所在地: 〒470-0197 愛知県日進市岩崎町竹ノ山57 会場へのアクセスについて
申 込 当日参加も可能ですが、準備の都合がありますので、事前のお申し込みをお願いいたします。
申込みのフォームに必要事項をご入力・送信してください。
https://req.qubo.jp/wlac/form/20190209
2019.2.9「これからの英語教育」参加申込みフォーム
対 象 大学教員、中高校教員、学生、その他英語教育に関心のある方
その他 参加無料
問合せ 名古屋外国語大学 TEL:0561-74-1111(代表)


司会・総論

浅川 照夫(名古屋外国語大学教授・東北大学名誉教授)
金沢大学、東北大学を経て、本学外国語学部英米語学科教授、同学科長。博士(情報科学)。専門分野は英語学、英語教育。主な著書・論文に『助動詞』(大修館)、On Aspectual Away、「動詞の意味と構文の拡張」、「学びの転換と言語・思考・表現をめぐる論点」、「教養と英語」など。

報告

田地野 彰 (名古屋外国語大学教授・京都大学名誉教授)
これからの大学英語教育 ―「英語を」から「英語で」へ―
平成30年4月本学に着任。前任校の京都大学では国際学術言語教育センター長として全学の外国語教育の企画・運営に携わる。専門は教育言語学(Ph.D.)。著書に『これからの大学英語教育』(共著:岩波書店)やA New Approach to English Pedagogical Grammar(Routledge, UK)など。国際誌ELT Journal(OUP)編集委員、文部科学省専門委員、一般社団法人大学英語教育学会(JACET)の理事・副会長などを歴任。

太田 光春 (名古屋外国語大学教授・元文部科学省初等中等教育局視学官)
初等中等教育における外国語教育 ―大学教育に期待すること―
愛知県立高等学校教諭、愛知県総合教育センター研究指導主事、文部科学省初等中等教育局教科調査官、同視学官を歴任し、現在、本学外国語学部英語教育学科教授、同学科長。趣味は、読書とフルート演奏、自宅での筋トレ。週末には、毎朝10キロのジョギング。好きな作家は、ジョン・グリシャムとロバート・パーカー。好きな楽曲は「精霊の踊り」。

金丸 敏幸 (京都大学准教授)
大学入試における英語を取り巻く状況 -誰のための、何のための改革か-
京都大学国際高等教育院附属国際学術言語教育センター准教授。博士(人間・環境学)。専門は理論言語学・自然言語処理・英語教育。京都大学の新入生用英語e-Learningシステム「GORILLA」を開発し、その運用に携わる。著書に『京大・学術語彙データベース基本英単語1110』(研究社:共著)、『TOEFL ITP®テスト公式テスト問題&学習ガイド』(研究社:共著)など。

岡田 毅 (東北大学教授)
EFLコンテンツ中心の高大接続のための eラーニングシステムiBELLEs+
浜松短期大学、山形大学、ロンドン大学客員教授を経て東北大学国際文化研究科教授。英語コーパス学会理事。専門は英語コーパス研究と英語教育、英語統語論、英語書記体系研究。著書に『実践コンピュータ英語学』、『英語の書記体系』、The Routledge Handbook of the English Writing Systemなど。コーパス構築と解析技術を基盤とする新しいlearner-annotated corpusを活用するeラーニングパッケージの開発と普及を促進中。教育コンテンツと指導法を通した高大接続英語教育についての全体像と、教材のポリシーと実践例をプロジェクトチームメンバーが紹介する。