2019年1月7日(月)13:20から、本学図書館5階 多目的室にて、講演会「ガブリエル・ガルシア=マルケスの『予告された殺人の記録』―偶然が宿命か共同体の意志か―」を開催しました。
この講演会は「世界の文豪シリーズ」の第5回、今年度の最終回として開催され、約80名が参加しました。
この講演会は「世界の文豪シリーズ」の第5回、今年度の最終回として開催され、約80名が参加しました。
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開催のご報告
講演 野谷文昭 教授
司会 甲斐清高 准教授
「世界の文豪シリーズ」は 2018年6月27日にナボコフをテーマとして、諫早勇一教授(世界教養学科)のお話を伺って以降、今回がその第5回目、今年度の最終回となりました。
今回は、本学 世界教養学科 野谷文昭教授からガブリエル・ガルシア=マルケスの「『予告された殺人の記録』〜偶然か宿命か共同体の意志か」をテーマとしてお話いただきました。コロンビアのノーベル賞作家、ガルシア=マルケスのベストセラーとなったこの中篇は、ミステリーやジャーナリズムのリアリティーと面白さに高度な文学性が溶け合った総合的な作品です。「事実に基づきながら幻想的に感じられる作品」について、本作の翻訳者が縦横に論じました。
今回も、参加された方からのご感想を紹介いたします。
今回も、参加された方からのご感想を紹介いたします。
会場の様子
講演の様子
参加した方からのご感想
「野谷先生が、様々な視点から物語を読むことで見える世界が変わるとおっしゃっており、今まで自分は偏った視点で物語を読むことが多かったと思った。1つの物語に対しても、様々な視点から見ることで、自分の視野を広げるきっかけにしたいと思った。」
「小説家がどのような想いで、どんな意図があってその話を書いたのかは、想像するのが一番おもしろいと思っていましたが、この本をどう読めばいいのかを教えてもらい、その通りに読んでみるのもまたおもしろいと思いました。」
「文学に興味を持ち始めていたので、文豪の作品の内容だけではなく、作家の生い立ちや時代などを背景に読み解いていくのを、とても興味深く聞かせていただきました。」
開催案内
2019年1月7日(月)13:20から、本学図書館5階 多目的室にて、講演会「ガブリエル・ガルシア=マルケスの『予告された殺人の記録』―偶然が宿命か共同体の意志か―」を開催します。 この講演会は「世界の文豪シリーズ」の第5回、今年度の最終回です。どなたでも参加できます。
コロンビアのノーベル賞作家のベストセラーとなったこの中篇は、ミステリーやジャーナリズムのリアリティーと面白さに高度な文学性が溶け合った総合的な作品です。事実に基づきながら幻想的に感じられる作品を書きたいと言っていた著者の望みがかなった傑作について、訳者が縦横に論じます。
当日は、講演会の後に演奏会の開催を予定しています。 2019年1月7日 ギターで語るラテンの情熱
コロンビアのノーベル賞作家のベストセラーとなったこの中篇は、ミステリーやジャーナリズムのリアリティーと面白さに高度な文学性が溶け合った総合的な作品です。事実に基づきながら幻想的に感じられる作品を書きたいと言っていた著者の望みがかなった傑作について、訳者が縦横に論じます。
当日は、講演会の後に演奏会の開催を予定しています。 2019年1月7日 ギターで語るラテンの情熱
世界の文豪シリーズ
開催日程 | テーマ(作家) | 講演者 | |
第1回 | 6月27日(水) | ナボコフ | 諫早勇一(世界教養学科 教授) |
第2回 | 10月24日(水) | ディケンズ | 甲斐清高(英米語学科 准教授) |
第3回 | 11月28日(水) | プルースト | 林 良児(フランス語学科 教授) |
第4回 | 12月12日(水) | フォークナー | 梅垣昌子(英米語学科 教授) |
第5回 | 1月7日(月) | マルケス | 野谷文昭(世界教養学科 教授) |
概要
タイトル | 世界の文豪シリーズ 第5回 ガブリエル・ガルシア=マルケスの 『予告された殺人』 ―偶然か宿命か共同体の意志か― |
講演者 | 野谷文昭(世界教養学科 教授) |
開 催 | 主 催: ワールドリベラルアーツセンター 後 援: 創立30周年記念記念事業委員会 |
日 時 | 2019年1月7日(月) 13:20〜14:50 |
会 場 | 名 称: 名古屋外国語大学 図書館5階 多目的室 所在地: 〒470-0197 愛知県日進市岩崎町竹ノ山57 会場へのアクセスについて |
申 込 | 当日参加も可能ですが、準備の都合がありますので、事前のお申し込みをお願いいたします。 申込みのフォームに必要事項をご入力・送信してください。 https://req.qubo.jp/wlac/form/20190107 2019.01.07「ガブリエル・ガルシア=マルケスの『予告された殺人の記録』」参加申込みフォーム |
対 象 | どなたでも参加できます |
その他 | 参加無料 |
問合せ | 名古屋外国語大学ワールドリベラルアーツセンター TEL:0561-75-2164 E-mail:wlac_gg★nufs.ac.jp (★を@に変えて送信してください) |
講演者紹介
野谷文昭(世界教養学科 教授)
野谷文昭(のや・ふみあき)1948年神奈川県生まれ。東京外国語大学スペイン語学科卒業、同大学院修士課程修了。名古屋外国語大学教授、東京大学名誉教授。スペイン語圏文学文化。著書に『マジカル・ラテン・ミステリー・ツアー』(五柳書院)、訳書にマルケス『予告された殺人の記録』(新潮文庫)、プイグ『蜘蛛女のキス』(集英社文庫)、ボルヘス『七つの夜』(岩波文庫)、ボラーニョ『チリ夜想曲』(白水社)など多数。
野谷文昭(のや・ふみあき)1948年神奈川県生まれ。東京外国語大学スペイン語学科卒業、同大学院修士課程修了。名古屋外国語大学教授、東京大学名誉教授。スペイン語圏文学文化。著書に『マジカル・ラテン・ミステリー・ツアー』(五柳書院)、訳書にマルケス『予告された殺人の記録』(新潮文庫)、プイグ『蜘蛛女のキス』(集英社文庫)、ボルヘス『七つの夜』(岩波文庫)、ボラーニョ『チリ夜想曲』(白水社)など多数。