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ホーム > 図書館・附属機関 > ワールドリベラルアーツセンター > 2018年度イベント開催のご報告 > 12月12日 講演会 世界の文豪シリーズ 第4回「フォークナーの『行け、モーセ』」を開催しました

12月12日 講演会 世界の文豪シリーズ 第4回「フォークナーの『行け、モーセ』」を開催しました



 2018年12月12日(水)10:50から、本学図書館5階、多目的室におきまして、講演会「フォークナーの 『行け、モーセ』 ―語りの万華鏡、増殖する<私>」を開催しました。
 世界の文豪シリーズの第4回として開催した今回は、アメリカの小説家ウィリアム・フォークナーをテーマに、英米語学科 梅垣昌子教授からお話を伺いました。
 当日は、英米語学科 甲斐清高准教授が司会を務め、学生54名を含む、74名の方が参加しました。

開催のご報告

 フォークナーがどのような小説家なのか、作家としての人生から作品の特徴について、分かりやすくご紹介いただき、現代に通じるフォークナーの魅力について、教えていただきました。参加した方からのご感想の一部を紹介します。

英米語学科 梅垣昌子教授

英米語学科 甲斐清高准教授(司会)

参加した方からのご感想

「フォークナーの作品が、どのように読者に物語を伝えているか、また彼の作品についてより深く知ることができる機会となりました。また、日本の作品の中にも、彼の作品との共通点があることに驚きました。」
「現代の私たちが楽しんで読んでいる現代小説も、フォークナーの影響を受けているいうことを知り、源であるフォークナーの作品を読んでみたいと思いました。」

会場の様子

開催案内

 2018年12月12日(水)10:50から、本学図書館5階、多目的室におきまして、講演会「フォークナーの 『行け、モーセ』 ―語りの万華鏡、増殖する<私>」を開催します。

 フォークナー円熟期の傑作といわれるこの作品は、当初、短編集として出版されましたが、再版時に作家自身の主張により、長編小説という位置づけに変わりました。アメリカの大自然を舞台に、先住民のチカソーやアフリカ系の登場人物が活躍する壮大なスケールの神話的世界。語りの名手フォークナーのヨクナパトーファ・サーガを今回は、白人の主人公アイザック・マッキャスリンの成長と老いの物語として読み解きます。

 この講演会は「世界の文豪シリーズ」の第4回です。下記の通り全5回開催が予定されています。
 どなたでも参加できます。ぜひご参加ください。

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世界の文豪シリーズ

2018年11月現在
開催日程 テーマ(作家) 講演者
第1回 6月27日(水) ナボコフ 諫早勇一(世界教養学科 教授)
第2回 10月24日(水) ディケンズ 甲斐清高(英米語学科 准教授)
第3回 11月28日(水) プルースト 林 良児(フランス語学科 教授)
第4回 12月12日(水) フォークナー 梅垣昌子(英米語学科 教授)
第5回 1月7日(月) マルケス 野谷文昭(世界教養学科 教授)

概要

タイトル 世界の文豪シリーズ 第4回 フォークナーの 『行け、モーセ』 ―語りの万華鏡、増殖する<私>
講演者 梅垣昌子(英米語学科 教授)
開 催 主 催: ワールドリベラルアーツセンター
後 援: 創立30周年記念記念事業委員会
日 時 2018年12月12日(水) 10:50〜12:20
会 場 名 称: 名古屋外国語大学 図書館5階 多目的室
所在地: 〒470-0197 愛知県日進市岩崎町竹ノ山57 会場へのアクセスについて
申 込 当日参加も可能ですが、準備の都合がありますので、事前のお申し込みをお願いいたします。
申込みのフォームに必要事項をご入力・送信してください。
https://req.qubo.jp/wlac/form/20181212
2018.12.12「フォークナーの『行け、モーセ』」参加申込みフォーム
対 象 どなたでも参加できます
その他 参加無料
問合せ 名古屋外国語大学ワールドリベラルアーツセンター
TEL:0561-75-2164  E-mail:wlac_gg★nufs.ac.jp (★を@に変えて送信してください)

講演者紹介

梅垣昌子(英米語学科 教授)
 大阪府出身。京都大学文学部卒業(アメリカ文学専攻)。同大学院博士課程単位取得後満期退学。現在、名古屋外国語大学外国語学部英米語学科教授。専攻は20世紀アメリカ文学。主な論文「フォークナーと11 人の語り手たち」(松柏社 『フォークナー』 11号)など、共著 『ウィリアム・フォークナーと老いの表象』(松籟社)、『北米の小さな博物館―知の世界遺産』<1><2><3>(彩流社)など。