2018年6月5日(火)16:40~18:10、本学コミュニケーションプラザ1階において、ワールドリベラルアーツセンター主催「フランス音楽の歓び」を開催し、ピアニストで文筆家の青柳いづみこ先生から、ピアノ演奏を交えながら、お話を伺いました。
当日は、「音楽と演劇」の授業の受講生の他、学外からも多くの方にご参加いただき、全体では151名が参加しました。
当日は、「音楽と演劇」の授業の受講生の他、学外からも多くの方にご参加いただき、全体では151名が参加しました。
開催のご報告
今回のイベントでは、ピアノの演奏とあわせて、作曲家の生活や時代背景など、曲が作られた背景などについて、写真とともにご紹介いただきました。授業として参加した学生の中には、ピアニストの生演奏を始めて聴いた、という方も多く、大変貴重な機会となりました。
参加した方からのご感想
Debussyに関する貴重なお話を聞くことができ、また、Couperin, Rameauをピアノ演奏で聴くことができ、楽しい時間をすごすことができました。Debussyのピアノ曲があのように柔らかな響きで聴けたことはまたとない貴重な経験でした。(60代男性の方)
クラシック音楽というと、どうしてもバッハやモーツァルト、ベートーヴェンなど、ドイツ(またはオーストリア)の作曲家のイメージが強かったのですが、今回のお話と演奏を聴いて、フランス音楽も奥深いと感じました。また、ある特定の国の音楽について学ぶ際、やはりその国の社会的背景の理解は必要であり、その理解によってより音楽を楽しめるのだとも思いました。コミュニケーションプラザで初めてピアノを聴いて、ここはホールではありませんが、ピアノの音がしっかり後ろの方まで届いてきたのが印象的でした。また青柳先生のトークも素敵な雰囲気に包まれており、聞いていて楽しかったです。(本学学生)
トークを交えたコンサートは初めてでした。滑らかな演奏がとても心に残りました。ドビュッシーの音楽が特に体の中にすっと入ってくる優しくも悲しい印象を持ちました。青柳先生のトークも興味深い内容でした。(本学学生)
開催案内
ピアノの演奏及び楽曲解説を含む、講演会を開催します。
学生や教職員の他、学外の方も、どなたでもご参加いただけますので、是非お越しください。
なお、参加には事前のお申込みが必要になります。
学生や教職員の他、学外の方も、どなたでもご参加いただけますので、是非お越しください。
なお、参加には事前のお申込みが必要になります。
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概要
タイトル | フランス音楽の歓び ―ドビュッシー没後100年を超えて― |
講演者 | 青柳いづみこ(ピアニスト・文筆家) |
開 催 | 主 催: 名古屋外国語大学創立30周年記念事業委員会、ワールドリベラルアーツセンター |
日 時 | 2018年6月5日(火) 16:40~18:10 |
会 場 | 名 称:コミュニケーションプラザ1階 所在地: 〒470-0197 愛知県日進市岩崎町竹ノ山57 会場へのアクセスについて |
申 込 | 当日参加も可能ですが、準備の都合がありますので、事前のお申し込みをお願いいたします。 申込みのフォームに必要事項をご入力・送信してください。 https://req.qubo.jp/wlac/form/20180605 2018.06.05「フランス音楽の歓び ~ドビュッシー没後100年を超えて~」参加申込みフォーム |
対 象 | どなたでも参加できます |
その他 | 参加無料 |
問合せ | 名古屋外国語大学ワールドリベラルアーツセンター TEL:0561-75-2164 E-mail:wlac_gg@nufs.ac.jp |
演奏予定目
クープラン 百合の花開く、葦、恋のナイチンゲール
ラモー 鳥のさえずり、タンブーラン
ドビュッシー 2つのアラベスク、月の光、忘れられた映像
クープラン 百合の花開く、葦、恋のナイチンゲール
ラモー 鳥のさえずり、タンブーラン
ドビュッシー 2つのアラベスク、月の光、忘れられた映像
講演者紹介
青柳いづみこ あおやぎ いづみこ (ピアニスト・文筆家)
安川加壽子、ピエール・パルビゼの各氏に師事、フランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。東京藝術大学大学院修士課程修了、学術博士。矢代秋雄、八村義夫、武満徹作品によるリサイタル「残酷なやさしさ」により、平成元年度文化庁芸術祭賞。演奏と文筆を両立させる稀有な存在として注目を集め、これまでリリースした11枚のCDが『レコード芸術』で特選盤となるほか、安川加壽子の評伝『翼のはえた指』で吉田秀和賞、『青柳瑞穂の生涯』で日本エッセイストクラブ賞、『六本指のゴルトベルク』で講談社エッセイ賞、CD「ロマンティック・ドビュッシー」でミュージックペンクラブ音楽賞を受賞。近著に『ショパン・コンクール』(中公新書)、『水の音楽 オンディーヌとメリザンド』(平凡社ライブラリー)、『ピアニストたちの祝祭』(中公文庫)。
CDに「春の祭典・ペトルーシュカ」(アール・レゾナンス)、「ドビュッシーの夢」(コジマ録音)。ドビュッシー没後100年を記念して連続コンサートを開催する他、ドビュッシーの晩年に焦点をあてた評論を執筆中。日本ショパン協会理事。大阪音楽大学教授、神戸女学院大学講師。
安川加壽子、ピエール・パルビゼの各氏に師事、フランス国立マルセイユ音楽院首席卒業。東京藝術大学大学院修士課程修了、学術博士。矢代秋雄、八村義夫、武満徹作品によるリサイタル「残酷なやさしさ」により、平成元年度文化庁芸術祭賞。演奏と文筆を両立させる稀有な存在として注目を集め、これまでリリースした11枚のCDが『レコード芸術』で特選盤となるほか、安川加壽子の評伝『翼のはえた指』で吉田秀和賞、『青柳瑞穂の生涯』で日本エッセイストクラブ賞、『六本指のゴルトベルク』で講談社エッセイ賞、CD「ロマンティック・ドビュッシー」でミュージックペンクラブ音楽賞を受賞。近著に『ショパン・コンクール』(中公新書)、『水の音楽 オンディーヌとメリザンド』(平凡社ライブラリー)、『ピアニストたちの祝祭』(中公文庫)。
CDに「春の祭典・ペトルーシュカ」(アール・レゾナンス)、「ドビュッシーの夢」(コジマ録音)。ドビュッシー没後100年を記念して連続コンサートを開催する他、ドビュッシーの晩年に焦点をあてた評論を執筆中。日本ショパン協会理事。大阪音楽大学教授、神戸女学院大学講師。