2017年11月16日(木)13:20~14:50、本学5号館2階522教室において、
ワールドリベラルアーツセンター主催講演会「アフリカ研究の第一人者が語る アフリカの食」を開催しました。当日は学生90名を含む、98名の方にご参加いただきました。
ワールドリベラルアーツセンター主催講演会「アフリカ研究の第一人者が語る アフリカの食」を開催しました。当日は学生90名を含む、98名の方にご参加いただきました。
開催のご報告
島田 周平 先生
(世界共生学科教授)
本学、世界共生学科教授で、アフリカ研究の第一人者である島田周平先生に「アフリカの食」についてお話しいただきました。対象は主に、フランス語学科開講科目「ガストロノミ」の受講生でしたが、その他、アフリカに興味のある学生の参加も散見されました。先生が実際にアフリカで過ごされた体験談や写真を通して、アフリカの生活や文化、そして先生のご専門である農業に至る様々な知見を語ってくださいました。これからの世界に思いをはせるとき、アフリカを抜きには考えられないという先生のお話がとても印象的でした。
【参加した方からのご感想】
アフリカの食文化の話だけではなく、植民地意識、独立を望みながら、それができないのはアイデンティティの問題というより市場主義的な経済の問題というのが印象的でした。世界の様々な国のことを学ぶことは新鮮でおもしろく、アフリカについては特に知識がなかったので良い企画だったと思います。(50代・女性)
アフリカの食文化の話だけではなく、植民地意識、独立を望みながら、それができないのはアイデンティティの問題というより市場主義的な経済の問題というのが印象的でした。世界の様々な国のことを学ぶことは新鮮でおもしろく、アフリカについては特に知識がなかったので良い企画だったと思います。(50代・女性)
アフリカではイモが主食で食べる時にはほぼモチ状態で食べると聞き、やはり主食などが違うだけでも大きな違いなのに、食べ方も違ってくるんだなと思いました。また、主食としてバナナを調理して食べているので、ちょっと気になりました。今回の講演会で知らないアフリカを知ることができたので、楽しかったです。(フランス語学科2年)
今日の公演を聞いて、私が今まで持っていたアフリカのイメージが基本的なことから大きく変わりました。まず、アフリカ大陸の大きさから驚かされました。農業を行う際には日本の農業とは考え方から違っていて、最初は本当にそれで作物が育つのかなと思ったけれど、日本とは違った気候、土地の条件によって方法が違うのだなと思いました。そしてアフリカの食もやっぱりイメージと違っていて、調理方としては蒸す料理が多いんだなと思いました。今までガストロノミの授業を受けてきて、ヨーロッパ、アジアなど様々な料理を学習してきたけれど、アフリカの料理もとても魅力的で日本に無いような料理ばかりで面白かったです。(フランス語学科2年)
今日の公演を聞いて、私が今まで持っていたアフリカのイメージが基本的なことから大きく変わりました。まず、アフリカ大陸の大きさから驚かされました。農業を行う際には日本の農業とは考え方から違っていて、最初は本当にそれで作物が育つのかなと思ったけれど、日本とは違った気候、土地の条件によって方法が違うのだなと思いました。そしてアフリカの食もやっぱりイメージと違っていて、調理方としては蒸す料理が多いんだなと思いました。今までガストロノミの授業を受けてきて、ヨーロッパ、アジアなど様々な料理を学習してきたけれど、アフリカの料理もとても魅力的で日本に無いような料理ばかりで面白かったです。(フランス語学科2年)
今回、アフリカのことを「食」ということを通じてお話を聞いたことで、今まで私が抱いていたイメージが良い意味で崩れました。特に、客の入りが少ないホテルのレストランでの食事よりは、現地の人が毎日食べている食事の方が何倍も安全であるというのはとても納得しました。そして、実際に現地で確かめてみて、食べてみたくなりました。(英米語学科2年)
開催のご案内
1974年にはじめてアフリカ(ナイジェリア)を訪問、以来70回あまり、農業の調査研究を行ってきたアフリカのエキスパートによる食文化講義。現地での体験を踏まえて、アフリカの素朴で美味しい家庭料理の味わいを語ります。
アフリカの食材、調理方法から食事の作法に至るまで、多彩なお話にご期待ください。
どなたでもご参加いただけますので、お気軽にお越しください。
アフリカの食材、調理方法から食事の作法に至るまで、多彩なお話にご期待ください。
どなたでもご参加いただけますので、お気軽にお越しください。
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講演者紹介
島田 周平(しまだ しゅうへい)
専門はアフリカ地域研究。東北大学、立教大学にて人文地理学、京都大学、東京外国語大学にて地域研究に携わる。
主な著書として、『地域間対立の地域構造-ナイジェリアの地域問題-』 (1992 大明堂)、『アフリカ 可能性を生きる農民』 (2007京都大学学術出版会)、『現代アフリカ農村-変化を読む地域研究の試み-』 (2007古今書院)、加藤博・島田周平編著 『世界地名事典3:中東・アフリカ』 (2012朝倉書店)、島田周平・上田元編著 『世界地誌シリーズ:アフリカ』 (2017朝倉書店)がある。
専門はアフリカ地域研究。東北大学、立教大学にて人文地理学、京都大学、東京外国語大学にて地域研究に携わる。
主な著書として、『地域間対立の地域構造-ナイジェリアの地域問題-』 (1992 大明堂)、『アフリカ 可能性を生きる農民』 (2007京都大学学術出版会)、『現代アフリカ農村-変化を読む地域研究の試み-』 (2007古今書院)、加藤博・島田周平編著 『世界地名事典3:中東・アフリカ』 (2012朝倉書店)、島田周平・上田元編著 『世界地誌シリーズ:アフリカ』 (2017朝倉書店)がある。
概要
タイトル | アフリカ研究の第一人者が語る アフリカの食 |
開 催 | 主 催: 名古屋外国語大学ワールドリベラルアーツセンター |
日 時 | 2017年(平成29年)11月16日(木) 13:20~14:50 |
講演者 | 島田 周平(名古屋外国語大学 世界共生学部 教授) |
会 場 | 名 称: 522教室≪名古屋外国語大学 5号館2階≫ 所在地: 〒470-0197 愛知県日進市岩崎町竹ノ山57 会場へのアクセスについて |
申 込 | 当日参加も可能ですが、準備の都合がありますので、事前のお申し込みをお願いいたします。 申込みのフォームに必要事項をご入力・送信してください。 https://req.qubo.jp/wlac/form/171116 「アフリカの食」参加申込みフォーム |
対 象 | どなたでも参加できます |
その他 | 参加無料 |
問合せ | 名古屋外国語大学ワールドリベラルアーツセンター TEL:0561-75-2164 mail:wlac_gg@nufs.ac.jp |