公開シンポジウム、2016(平成28)年2月18日@江戸東京博物館
裁判員裁判時代の法廷通訳人
司法制度改革の一環として、裁判員制度が施行され7年近くになる。一般市民も裁判員として刑事裁判に参加することが定着した。そこでは、日本語を十分に解さない外国人が被告人や証人として法廷に臨んでいる。
審理の進行には、日本語と外国語との間で、通訳翻訳を行う法廷通訳人が欠かせない。その役割については認識されているものの、法廷通訳人が背負う重責に伴う悩みは 「声なき声」 として、なかなか表には出てこなかった。
審理の進行には、日本語と外国語との間で、通訳翻訳を行う法廷通訳人が欠かせない。その役割については認識されているものの、法廷通訳人が背負う重責に伴う悩みは 「声なき声」 として、なかなか表には出てこなかった。
本シンポジウムは、法廷通訳人の就労環境の改善と負担軽減に向けた議論を深めることを目的とする。我々の研究チームは、過去7年間にわたり法廷通訳人を対象とする調査を続け、2016年2月、『裁判員裁判時代の法廷通訳人』 (大阪大学出版会) を刊行予定である。本シンポジウムでは、本書の執筆者が各研究成果について報告を行う。詳細は添付チラシのとおり。)
通訳人の 「ユーザー」 である法曹三者・捜査関係者、法律や外国語専攻の学生、ロースクールの学生、法廷(裁判所)のみならず広い司法領域での通訳翻訳人、それを目指す方々、さらには関心をもつ一般市民の皆さんに参加していただくよう呼びかけたい。
通訳人の 「ユーザー」 である法曹三者・捜査関係者、法律や外国語専攻の学生、ロースクールの学生、法廷(裁判所)のみならず広い司法領域での通訳翻訳人、それを目指す方々、さらには関心をもつ一般市民の皆さんに参加していただくよう呼びかけたい。
日 時 | 2016(平成28)年2月18日(木) 13:15~16:30 (受付開始12:30) |
会 場 | 東京都江戸東京博物館1階会議室 (JR及び地下鉄「両国」駅下車徒歩5分) |
定 員 | 先着順で150名 |
参加費 | 無料 (準備の都合上、できるだけ事前申込を) |
プログラム | 第1部 法廷通訳人の声 (上掲書執筆者による報告) 第2部 オープンディスカッション (刑事司法手続の関係者からの発言を歓迎) |
懇親会 | シンポジウム終了後、館内の「フィンズ・カフェレストラン」にて開催。 (17:00~19:00) 会費は4,000円(当日払い) |
主 催 | 静岡県立大学法廷通訳研究会 |
共催(五十音順) | 大阪大学グローバルコラボレーションセンター 静岡県立大学大学院付属グローバル・スタディーズ研究センター (予定) 名古屋外国語大学ワールドリベラルアーツセンター |
事前申込及び問合先 | 実行委員会のアドレス(担当:津田) <160218hoteitsuyakunin@gmail.com> 1. 氏名、2. 所属・職名、3. 電話連絡番号、4. 懇親会参加希望の有無 を明記して送信されたい。 |
* 本シンポジウムは、科学研究費「司法通訳人の負担軽減のための学際的研究―就労環境整備と日本語運用技術の改善」
(代表・静岡県立大学・水野かほる、課題番号: 24653121)を利用しています。
(代表・静岡県立大学・水野かほる、課題番号: 24653121)を利用しています。
お問合せ 名古屋外国語大学ワールドリベラルアーツセンター
wlac_gg@nufs.ac.jp
0561-75-2164(直通)
wlac_gg@nufs.ac.jp
0561-75-2164(直通)