自己点検・評価

自己点検・評価インデックス>> 第12章第1節(1)教授会

施設・設備等

目標:教育・研究を推進する上で必要な施設・設備を整備するとともに、快適な環境を整える
ためにキャンパスのインフラストラクチャーの整備充実を図る。

目標を達成するための措置
  1. 教育・研究を円滑に実施するために必要な施設・設備を整備する。
  2. 学生の課外活動施設の整備を図る。
  3. 保健管理施設の整備を図る。
  4. 教育・研究に必要な水・ガス・電気等の安全かつ安定的な供給を図る。
  5. 防犯・警備体制及びセキュリティーの強化を図る。
  6. 災害・防災対策・危機管理体制を整備する。
  7. 施設のバリアフリー化の整備計画を立てそれに基づき実行する。

第1節 大学・学部等における施設・設備等

(1)施設・設備等諸条件の整備

 学校法人中西学園の全体の校地面積は、376,072uで、中心となる日進キャンパスの面積は、123,607.6uである。日進キャンパスには、中西学園を設置母体とする名古屋外国語大学、名古屋学芸大学及び愛知女子短期大学の3大学が設置されており、校地は3大学併用である。学生総数は、約5,260名で、このうち本学の学生数は、約3,600名である。

 本学の校舎は、本館(772u、総床面積、以下同じ。)、1号館(1,753u)、2号館(2,904u)、3号館(2,190u)、K館(4,504u)、5号館(3,674u)、6号館(2,449u)及び留学生会館(2,290u)等の他、3大学共用の施設として、E館(3,470u)、中央図書館棟(4,480u)、体育館(3,550u)及び厚生施設であるコミュニケーションプラザ(2,349u)、アトリウム(食堂、693u)、カフェテリア(293u)等がある。

 教室は、2号館、3号館、K館、5号館及び6号館にあり、大教室(収容人員100人以上)11室、中教室(99〜50人)18室、小教室(49人以下)24室、演習室(30人以下)10室、情報教育室(79〜30人)10室、パワーアップチュトリアル教室(30〜15人)3室、その他CALL教室(56人)、同時通訳室(34人)、会話の訓練専用のスピーキングラボ(20人)、電子耳教室(40人)各1室が配置されている。これらに加えて、3大学共用の大教室(224人、182人)2室、情報教育室(48人)、AVホール(49人)も使用可能である。以上、教室総数は、共用部分を含めて84教室ある。

 研究室は、1号館に総合教養、フランス語学科、中国語学科の研究室35室、5号館5階に日本語学科の研究室13室、6号館に英米語学科の研究室29室及びK館に国際経営学部の研究室28室の計110室(1室15〜20u)が用意されている。

 中央図書館棟には図書20万冊、雑誌1200種を所蔵し、閲覧用の座席600余を備える。また、国立情報学研究所の設営する学術ネットワークに加入して、他大学図書館等との相互利用サービスを提供している。

 体育施設としては、体育館(3,550u)のほか、総合グラウンド(8,392u)、テニスコート(4面)、がある。体育館の中にはトレーニングルーム(171u)があり、筋肉トレーニング用の各種の装置・器具類を配置している。

 日進キャンパスの校地面積は、123.607.60uである。これに対して設置基準上必要とされる面積は、27.400uで、十分に基準を満たしている。校舎についても6号館が平成15年3月に竣工し、それまで大巾に不足していた教室や研究室が一応充足を見るに至った。しかし、本学は外国語大学という性格上、語学教育については徹底した少人数教育を指向しており、これを更に追及すれば、教室の不足は避けられない。そのため、本学全体のカリキュラムの見直しを図るとともに、3大学の学生数の増減を考慮して、教室の適切な配分を3大学で協議している。

 体育施設も3大学で利用しているため、時々授業が競合することがある。また、学生数の増加に伴い、施設自体が狭隘化してきた。近隣の公共施設の活用を含めて、3大学が協力してキャンパス内の体育施設の有効な活用方法を検討している。