第1節 学部における教育研究のための人的体制
1.外国語学部 (4)教育研究活動の評価
教育活動に関する評価は、これまで全学FD委員会の下で実施された「学生の授業態度に関する教員のアンケート」、「授業の活性化に関する教員のアンケート」及び各学科で実施している「学生への授業に関するアンケート」により教育活動全体としての評価は可能であると思われるが、各教員に対する「学生による個別授業評価」はこれまで実施していないので、個々の教員の教育活動は評価出来ないのが現状である。今後「個別授業評価の実施」に向け学部内のコンセンサスを得ていく必要がある。
教員の専門能力を向上させるためには教員研修が必要であるが、本学では、教員研修を組織的に実施する体制はまだ整っていない。全学のFD委員会で具体的な教員研修の方策を早急に検討したい。
研究活動に関しては、評価システムは確立していない。しかし、これも具体的な方策について検討することとしている(第6章 研究活動の項参照)。専任教員からは毎年所定の様式による「個人調書」及び「教育研究業績書」を事務局に提出している。論文等を発表した場合は、その題目、発表年月日、発表雑誌(著書なら出版社)等を業績調書に記載することになっている。それが昇任人事等の資料となる。なお、論文発表の場として「名古屋外国語大学外国語学部紀要」を年2回発行している。 |