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博士候補資格について



後期課程に3年以上在学し、所定の授業科目を履修、修得し、必要な研究指導を受け、かつ、博士候補資格を取得した上、博士論文の審査及び最終試験に合格した者に博士の学位が授与されます。
ただし、在学期間に関しては、優れた業績を上げた者については後期課程に1年以上在籍すれば修了を認定することができます。

博士候補資格

  1. 博士候補資格とは、博士後期課程における円滑な学位授与を促進するため、学位取得プロセスにおいて学生が一定レベルに達し、学位取得の見込みがあると認められる場合、そのことを明らかにする資格であり、博士論文を提出するためには、博士候補資格の認定を受けなければならない。

  2. 博士候補資格は、本学後期課程に1年以上在学し、所定の単位を修得したうえ、研究計画書及び博士候補資格取得論文※の指導教授による審査に合格した者について、指導教授からの提案に基づき、研究科会議の議を経て認定される。
    ※ 博士候補資格取得論文:博士後期課程入学後執筆した学会誌掲載レベルの論文

  3. 博士候補資格の認定を受けようとする者は、指導教授の同意を得て、原則として博士後期課程2年次1期以降標準修業年限内の1月の所定の日までに研究科長あて申請しなければならない。ただし、申請は3回までとする。なお、課程博士審査規程第2条第1項第2号に定める満期退学者で博士候補資格を有しない者が再入学した場合は、再入学時に博士候補資格を申請し、認定後、論文を提出し学位を申請することができる。
    ※ 2010年度以前に満期退学したものは、再入学し、課程博士論文を提出する際に、博士候補資格を有しなくてもよい。

  4. 博士候補資格認定を受けた者(以下「博士候補」という。)は、在学中、毎年、指導教授に研究経過報告書を提出し、課程博士論文の提出まで指導教授の指導を受ける。

  5. 博士候補は、博士学位申請前の9月又は1期末修了の場合は3月に、論文定稿提出前の中間報告が課され、指導教授及び論文内容に関連する本研究科大学院担当教員2名による審査と承認を経て、学位申請をすることができる。研究科会議が必要と認めるときは、本研究科大学院担当以外の本学教員及び学外適任者を審査委員に入れることができる。

  6. 博士候補は、博士後期課程在学年限内に博士論文を提出し、審査及び試験に合格した場合、課程博士の学位が授与される。

  7. 博士候補は、標準修業年限3年(休学期間を除く)を超えて引き続き在学する場合の授業料、教育充実費は免除されるが、指導料(30,000円/年)を納付しなければならない。
    (「学位規則及び課程博士審査規程運用に関する内規」による)