ICTプログラム(以下、ICTP)は、ICTリテラシーレベル向上のための全学向け科目群です。教養として必要なデータサイエンスに関わる科目も提供しています。ICTPには、次の6つの科目があります。
情報リテラシー
大学の多くの授業では、レポート作成や口頭発表が行われています。また、アンケート調査結果などのデータ分析が必要となる場合もあります。本科目では、これらに必要なパソコン操作技能、および、パソコンやインターネットを活用する際に必要になる情報倫理や情報セキュリティの知識を学んでいきます。さらに、これからの社会で必要となるデータサイエンス・AIに関する基礎的な知識も身に付けていきます。
データサイエンスA
ビッグデータ、オープンデータといった言葉に象徴されるように、私たちの身のまわりは、今や大量のデータで満ちあふれています。実社会はもちろん、大学での学びにおいても、データの利活用能力は重要な役割を担います。本科目では、特にデータの収集・加工・処理、データ分析、分析結果の解釈とその活用について学びます。大学生として求められるデータサイエンスに関する基礎的な知識および技術を身に付けることを目指します。
情報システム基礎
コンピュータにおいて情報がどのように扱われているかを理解し、社会人として必要な情報システムに関する知識、情報化社会を生きるための基礎的な素養を身につけます。演習も取り入れることで、コンピュータの仕組みやソフトウェアの役割、情報とは何であるか理解できるように目指します。
Webデザイン
Webサイトを見るだけではなく、自分から世界に向けて情報発信ができるように、Webサイト作成技術の習得を目指します。具体的には、HTML、CSSなどの技術や、画像編集の仕方などを学んで、実際にWebサイトの作成をしていきます。
プログラミング言語
プログラミングの基礎を学び、実際に簡単なプログラムを作成することで、問題解決を図るための知識・技術を習得します。プログラミングを通して、コンピュータの仕組みの理解と、情報活用能力の向上も目指します。
データサイエンスB
「データサイエンスA」で取り上げることができなかった分野、あるいは、さらに高度な内容や、実践的な内容などについて演習を行っていきます。