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世界教養学科に赴任した八木久美子です



世界教養学科 八木 久美子
2024年4月に本学世界教養学部世界教養学科に着任しました。専門は宗教学で、アラブ世界を中心に、近現代のイスラムを研究しています。これまで31年、東京外国語大学で教えていました。おなじ「外国語大学」で、またみなさんと学べる機会を得たことをとてもうれしく思っています。

実は、名古屋は私にとってなじみのない場所ではありません。いわゆる「転勤族」だった父親の仕事の都合で、子供時代をいろいろなところで過ごしたのですが、小学5年から中学3年の途中まで名古屋で過ごしました。名古屋で過ごした日々がとても楽しかったので、そのあと東京に引っ越すことが決まったとき、いつか名古屋に戻ってきたいと思っていたのですが、その願いがかなったような気がしています。

宗教の存在感があまり感じられない日本に暮らしていると、宗教について学ぶことの意味は分かりにくいかもしれません。しかし世界を見わたしてみると、宗教が大きな意味をもつ国や地域の方が多いくらいです。また、イスラムという宗教は日本ではあまりなじみのあるものではありませんが、現在、世界の人口の4分の1はイスラム教徒だといわれています。世界を知るための手掛かりとして、宗教について、そしてイスラムについていっしょに学ぶことができればとてもうれしいです。